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山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

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松戸山の会

山行記録

 キリマンジャロ山 海外山行 


 山名
キリマンジャロ山 5895m
 山行日
2015年02月08-14日(日-土)、出国6日(金)、帰国19日(木)
 人数
ガイド:Y.Kほか9人
 コース
レモショルート ビックツリ−キャンプ−キリマンジャロ山−ムエカゲート
 費用
登山ツアー費用 約58万円
 
コースmap
キリマンジャロ山 登山コース
 

 コ−スタイムと標高

2月8日(日) レモショルート登山口2385m 14:00−16:40 ビックツリーキャンプ2780m

9日(月) キャンプ 8:20−13:35 シーラ1キャンプ 14:00−17:30 シーラ2キャンプ3900m

10日(火) キャンプ 8:30−12:45 ラーヴァタワー 13:20−15:30 バランコキャンプ3960m

11日(水) キャンプ 8:30−13:20 カランガキャンプ4035m

12日(木) キャンプ 8:40−11:50 バラフキャンプ4640m 昼食・夕食・仮眠 23:30−

13日(金) −ステラポイント 5:45−6:50 ウフルピーク5895m 7:10−10:20 バラフキャンプ4640m 仮眠・昼食 13:50−17:15ムウェカキャンプ3080m

14日(土) キャンプ 7:40−10:40 ムエカゲート1630m

 

 登山開始

ジャイアントセネシオ

日本は真冬なのに二日かけて行ったアフリカ・タンザニアでは夏。赤道直下とはいいながら登山口に近いモシの町は標高が高いのでそんなに暑くない。わが会のYさんがガイドするツアーの参加者は9名。男性6名に女性3名だが、参加者の大半は若者だ。下は19歳から30歳台が4人、男性の最高齢者は53歳なので勿論私がダントツの最高齢者だ。親子以上の差があったおかげかみんな随分やさしくしてくれた。何より女性2人が仲良くしてくれたことが心強かった。

さて一日目、今回はレモショルート登山口(2,385m)までスムーズに車で入れた。昨年は道が荒れていて、もっと手前から歩かざるを得なかったそうだ。さあ、出発!鬱蒼としたジャングルの中のトレールは、よく整備され歩きやすかった。途中みんなでカメレオンを見つけようと、キョロキョロ探しながら行ったのだが、びっしりと茂った木々に隠されてか一匹も見つからなかった。残念!今夜の宿泊地のビックツリーキャンプ(2,780m)まで歩き始めて3時間もせず着いた。

二日目。朝はウェイターさんが顔を洗うお湯を用意してくれ、洗顔から始まる。食事は毎日色々なスープ(キューリスープにキャロット・じゃがいも・パンプキンなどのスープ)が日替わりで出てくる。サラダやパイナップル、マンゴー、アボガド、スイカなどデザートも毎回つく。野菜や果物の豊富さにはびっくりした。毎食おいしくいただけた。これも多くのポーターさんとコック・ウェイターさんのお陰である。

出発後しばらくして高い木々にサルオガセがびっしりついている地帯を通った。長くたれさがったそれは日本で見るものとは比較にならないほどの長さだ。進むにつれ高い木々はすっかりなくなり、ごろごろした岩がころがり所々に低い潅木が茂るのみの荒涼とした地帯に変わっていった。

この日は3,900mのシーラ2キャンプまで登ったり、下ったりを繰り返す10時間半の行程だったが、みんな普段マラソンやトレールラン、岩登りなどで鍛えている強者ぞろい。順調な足取りで9時間ばかりで着いてしまった。テン場からは今日越えてきたシーラリッジがよく見える。雲海の中にそびえるメルー山(4,566m)の姿もかっこ良かった。

 

 いよいよ4000m

キリマンジャロを背に

三日目、まず4,640mのラーヴァタワーめざして登る。4000m以上は私にとって未知の領域だ。川の徒渉も何回かあった。ようやくゴツゴツした奇怪な岩の塔のようなラーヴァタワーに着いたのは13時近かった。昼食後そこから高度順化のために3,960mのバランコキャンプまで下るのだ。バランコバレーに差し掛かると、背の高いジャイアントセネシオや紫色のロベリオなどの珍しい花々が現れ、目を奪われた。

四日目。いきなりの岩場の急登である。登山道が狭くポーターさんが来ると止まって道を譲りながら進む。慣れた現地の人たちもさすがに汗びっしょりで重い荷をバランスよく担いで運んでいた。この日は高地に身体を慣らし、体力を温存するため約5時間の行程で、昼過ぎには4,035mのカランガキャンプに着いた。途中のビューポイントから見たキリマンジャロ山はすごく素敵で迫力があった。夜の星の美しさも特筆に値する。一つひとつの星がとっても大きく見える。天の川や南十字星を始め天空いっぱいに星々があふれているよう。でも寒くてあまり長くは見ていられなかった。

五日目、いよいよ最前進基地であるバラフキャンプ(4,640m)めざして出発する。昼前に着いた。大きな大きなキリマンジャロ山が目の前に見えているのに、ここから頂上まではまだ1,200mもあるのだ!昼食後に仮眠を取り夜中のアタックに備えなければならない。緊張からかあまり眠れなかった。

 

 頂上アタック

頂上

本日、2/13(金)は山頂アタック日。真夜中(23:30)の出発である。真っ暗な中にヘッドランプの明かりが列をなして点々と登っていく。一人が苦しくなり遅れ始めた。すぐ屈強なガイドさんがその人に個別に付きサポートしてくれる。19歳の若者も山頂のウフルピークの手前でフラフラになり2人のガイドに左右から支えられながらも頑張ってピークを踏んだ。私も息が苦しくて一歩ごとにハアハア荒い息を吐きながら何とかたどり着けた。山頂のモニュメントの前でみんなで抱き合って祝福しあった。嬉しくて涙があふれてしまった。山頂から見た神秘的な日の出や、氷河の美しさ、雄大なクレーターの広がりにも感激した。ひとしきり写真を撮ったり景色を楽しんだ後は下山である。

 
 

下山は実に長かった。水はなるべく飲むようにしていたが、ほとんど寝てないうえに食べてもいない。それでバラフキャンプまでの約3時間と、約2時間の仮眠を挟んで3,080mのムウェカキャンプまでの4時間半を下るのだ。累積標高差は山頂までの登りも入れ約4000mにもなる。下山中一時気持ちが悪くなったがすぐ回復しほっとする。今度は岩場でものが少し二重に見えるのに気づく。危険なところはあまりなかったが、慎重に足を運んだ。途中雨も降ってきた。ひたすら滑って転ばないよう気をつけながら黙々と歩いた。ようやく17時15分到着する。夕食がとてもおいしかった!早くお風呂に入りたいよ〜。Z,Z,Z・・。こうして長い長い一日が終わった。(目の異常は下るにつれ治っていた)

最終日は約3時間のジャングルの中のトレールを、ビールとお風呂と美味しい食事をひたすら夢見ながら歩いた。ムエカゲートで下山届を済ませ、みんなでビールでカンパーイ!!何より全員が登頂できたことがうれしかった。

 

 登山後は観光

登山が終わってからの三日間はおまけのサファリツアーを楽しんだ。これはこれでたくさんの野生の動物たち(約30種類)に会え、エキサイトシート満杯の楽しい時を過ごした。こうして本当に贅沢で幸せな2週間のタンザニアでの生活を味わうことができた。こんな機会を提供してくださったYさんを始め、サポートしていただいた大勢の現地の方々、優しく楽しいツアー参加メンバーの方々へ心からの感謝をささげたい。

 Y.T 記
 
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TAG:海外,縦走(テント),レモショルート,タンザニア

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