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山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

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松戸山の会

山行記録

 八ヶ岳 北横岳 雪山教室 


 山名
北横岳2473m・縞枯山2387m
 山行日
2016年2月11日(祝木)
 人数
L:W.A他4人
 コース
山頂駅−坪庭−北横岳−坪庭−縞枯山−山頂駅
 費用
交通費7,000円
 
コースmap
北横岳 登山コース
 

 コ−スタイム

2/11(木) 松戸6:00=中央道=北八ヶ岳ロープウエイ駐車場9:10=山麓駅9:40-山頂駅9:47/10:00-坪庭上2350m付近10:30/10:40-北横岳ヒュッテ10:52/10:57-北横岳南峰11:10/11:17-北横岳北峰11:22/11:30-坪庭の縞枯山への分岐点12:10/12:30-縞枯山荘前12:40-縞枯山13:25/13:48-縞枯山荘前14:15-山頂駅手前14:22/14:30-山頂駅14:37/14:40=山麓駅14:47=北八ヶ岳ロープウエイ駐車場15:20=松戸駅前19:20

 

 日程変更

予定していた山行日の天候の心配から、急遽、11日の出発となった。朝6時に松戸千葉銀前に集合。参加者が半減してしまい残念であったが、5人での出発となった。車が首都高に入るころはうっすらと夜も明け、家々のシルエットを配したオレンジ色から薄い群青に変わっていく空のグラデーションなんともいえなく美しい。車は、中央道に入り何台もの車を追い抜きながら、追い越し車線をガンガンと進む。八王子IC付近ではすっかり明るくなり、大きな富士山が目に飛び込んできた。やはり富士は雪を冠した姿がよく似合う。八ヶ岳SAで休憩。鳳凰三山-アサヨ峰-甲斐駒ケ岳-鋸岳と連なる稜線が手にとるように近い。また、諏訪IC手前では車のフロント越しに見覚えのある北アルプスの稜線が、真っ白い姿で鎮座していた。

 

 ロープウエイで山頂駅へ

坪庭にて(身支度するも 青空に気持ちウキウキ)

とにかく天気がすばらしい。車内では「普段の行ないが善いとか悪いとか・・・。」の話で持ちきりとなる。北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅駐車場についたのは9時10分。なんと出発して3時間ちょっとである。荷物を整理し9時40分のゴンドラに乗車。乗客の多くは、手にスノーボードを持ち、満員状態のゴンドラの中ではザックを背負っていると、ちょっと恐縮してしまう。7分間の乗車で山頂駅。一気に標高差およそ500mを駆け上がってしまう。降り立った山頂駅は、もちろん白銀の世界。スカイラインが際立った空の青さと山々の白さをはっきり色分けしている。

 
北横岳南峰直下(もうちょっとだ、ガンバ・・・)

身支度を整え10時に出発。「キュッ キュッ」という新雪特有の足音が小気味よい。「はじめはゆっくり行きますね。」という言葉にほっとするが、リーダーは結構いいペースで歩いている。きっちり30分歩いた平坦な場所で、アイゼンの着用となった。「風が強いので、防寒、暴風対策はしっかりと・・・。」と聞いていたが、幸いにも今日は風がほとんどなく、穏やかな日差しの中、うっすらと汗ばむくらいである。

休憩後の登りも雪のしまりが程よく、アイゼンの爪がしっかりと利いている。もう頂上を踏んできたのか、下山する人とすれ違いながら何人もの人で踏まれたはっきりとしたトレースを上って行くと、雪をたたえたシラビソの木に囲まれるように、北横岳ヒュッテが建っていた。「もうちょっとで・・・。」と心の中で思いながら歩き始めるものの、なかなか樹林帯から抜けられない。頂上まで高低差で100mもないはずなのにと思うが、雪道は時間がかかる。しかし、到着した北横岳南峰は、360度の大展望。南アルプス、中央アルプス、木曽の御嶽山、乗鞍、北アルプス、霧が峰、浅間山・・・。山が間近に見られるものの、一つ一つの山々の同定がほとんどできないのが悔やまれる。

 
北横岳北峰にて(バックは 蓼科その後は北ア)

「北峰まで行きますよ。」の声で歩き始めるが、僅かな時間で北峰に到着。南峰同様多くの人でにぎわっている。しかし、その喧騒を打ち消して余りある絶景である。頂上を後に、下りは上りより更にペースが速い。「ちょっと待って・・・。」と思わず口から出そうである。

坪庭から縞枯山への分岐をすぎたあたりでちょうど12時を廻り、昼食タイム。持参したものを各自食べ始めるが、手袋をはめたままパンを食べているリーダーのベテランたる姿が印象的であった。今日は穏やかな天気だが、一度荒れれば素手で食事を取ることはできない。さすがだなぁ〜。それにしても天気がよい。時間があればこの真っ青な空の下、穏やかな日差しの中で昼寝でもしたい気分である。

 

 縞枯山を目指す

縞枯山へ(この後が急登だった)

軽食後、縞枯山を目指して出発。多くの登山者がのんびり休憩を取っている縞枯山荘前を過ぎ、縞枯山登り口分岐まで40分。「呼吸を整えるために一本とるのかな?」と思ったのも束の間、リーダーはスピードを緩めることもなく、その分岐を通過。縞枯山は、登り口から標高差150mほどの直登。それも見通しの利かない樹林帯である。「もうだめ〜」と、あえぎあえぎ足を進める。そして、頂上へ。

 
縞枯山頂上にて(エビのシッポ、遠景は穂高-槍)

そこは北横岳ほどのにぎわいはなく、静かな雰囲気を楽しむことができた。展望は360度とはいえないが、木々の間から見える北アルプスをはじめとする遠方の山々の姿は、すばらしい。そして、枯れた木立についている「エビのシッポ」は荒天時の風雪の様子を物語っていた。しかし今日は、天気にも恵まれ雲ひとつなく、枯れた木立の氷柱は日の光で輝いていた。

「はいチーズ」と言ったかどうか分からないが、その瞬間寄りかかった木の上から雪(?)のかたまりが 頭にドサッ・・・。「頭に氷が刺さったかと思った。」との本人の一言で一同爆笑。まるでコミックの世界である。のんびりとすごし、20分も経っていただろうか。「下りはアイゼンを降りる方向に向けてフラットに・・・。」と教えていただき下山開始。

 

 雪上訓練

ちょっと練習(上るのはた〜いへん)

登りの時の苦労はいったいなんだったのか。あっという間に登り口。そして縞枯山荘前を通過し、どんどん進むこと40分。ロープウエイ山頂駅まであとわずかというところで、リーダーから   「この斜面 登ってみる?」  「けっこうです。」とも言えないで トライ。はじめの2mほどはキックステップで軽快に登る。「楽勝じゃん」と思った瞬間、雪の底を踏み抜いてしまった。それからはいくらもがいても、ステップが刻めず悪戦苦闘。見かねていたベテランのU氏がお手本。いとも簡単に私の横を登っていった。そして、リーダーからは、「ステップを切ったら、その奥まで蹴り込むように」と、また一つ教えていただいた。

その後、歩き始めて、ものの5分も経たずして山頂駅に到着。「やっと着いた。」というほっとした気持ちと、今回の山行が終わる寂しさが入り混じった複雑な気持ちである。ロープウエイに乗る人たちの列に並びながら、ここでも「歩きながらアイゼンをはずして。」と難題いただく。「うそでしょ。」と思いながらも、やってみると、できるもんです。何事もあきらめずやってみることが大切みたい。

 楽しい帰路

14時40分のゴンドラで山麓駅へ。上りと違って下りのゴンドラは、多くの登山客でにぎわっていた。身支度を整えて駐車場を後にしたのは15時30分ごろであった。帰りの車内は、三人の女性が姦しく、会の独身者の結婚の心配から芸能面で話題となっているゴッシップものまで、どこからネタを仕入れるのかとびっくりするくらい詳しい。そんな話を聞いていると楽しくて時間が経つのも早い。そして、19時過ぎに車は松戸駅に到着していた。幸いにも帰りも渋滞に会わなかった。しかし、渋滞してあと数時間かかったとしても、車内の楽しい話に飽きることはなかったでしょう。

今回のすばらしいメンバーと終始配慮いただくとともに最後まで車を運転してくださったリーダー、そして、すばらしい天気に感謝。

 W.M 記
 
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TAG:八ヶ岳・霧ヶ峰,雪山・スキー,雪山教室,北横岳,縞枯山

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