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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 安達太良山〜雪山教室・雪崩講習会〜 


 山名
安達太良山 1,699.6m
 山行日
2006年2月25-26日
 人数
10人
 コース
奥岳の湯駐車場〜薬師岳展望台〜安達太良山山頂〜くろがね小屋(泊)〜奥岳の湯
 費用
-
 
TAG:東北,雪山・スキー
 
コースmap
安達太良山 登山コース

 

 2/25(日) 晴れ

安達太良山での雪山教室に参加、初めの予定では1日目にくろがね小屋まで行って、そこで雪崩救出訓練をして翌日山頂に行く予定だったが、天気予報では土曜日ピーカン、翌日は雨の予報。予報通り1日目は良いお天気、どうするか協議した結果、計画を変更して今日登ることになった。リーダーは雪山教室なのだから、天気の悪いときに訓練したいなんて言っていましたけどね。

ゴンドラの駅からこれから登る安達太良山
ゴンドラの駅からこれから登る安達太良山

駐車場からは安達太良山がくっきりと見える。何回か来ている人に言わせると、安達太良山でこんなにも良いお天気なんてめったにないよねぇとの声。この言葉は今日1日何度も聞いた言葉。それだけこの時期風が強く天気が悪いのが当たり前なのかもしれない。駐車場からスキーのゴンドラに乗ってあっという間に薬師岳展望台に。本当は下から登りたかったらしいが、スキー場の中を登るし時間的に無理ということだった。

山頂駅で地図読みの講習を受けて出発。なだらかな登山道を上っていくと風もなく汗が出てくるくらい暖かい。安達太良山は有名な山スキーのメッカなので、たくさんのスキーヤーも登っていく。みんな軽装の中、私たちは小屋泊まりだけど救助訓練の共同装備を持ってきているので、結構な荷物になっている。それにしても広い斜面が広がっていて、気持ちが良い〜うれしいなぁ

雪道は何処でも登っていけます・・・
雪道は何処でも登っていけます・・・

雪の斜面を直登ぎみに登っていくと、ぽんと山頂直下に出た。山頂の道標は下にあるけど岩場を登ったところが山頂だそうで、荷物を置いて登ってみると・・・・わーー360度見渡せる。去年登った磐梯山、今度行く吾妻連峰、まっ白な飯豊山から蔵王連峰まで見る。強風で有名な安達太良山なのに、風もなく何とランニングで登ってきている人もいて、ここでもまたみんながこんなに良いお天気なんてめったにないよねぇ〜と言い合っていた。

トラバースの道は急いで渡って・
安達太良山の山頂
安達太良山の山頂

展望を楽しんでくろがね小屋に向かいますが、ここまでアイゼンもピッケルも使っていなかったが、下りなのでアイゼン装着。本当はピッケルも出さなくては駄目だったのにストックのまま歩き出して、トラバースのときにストックでは落ちたら止まらないじゃないと気がついて反省〜

山頂の道標
山頂の道標

トラバースするところが雪崩危険地帯なので少し離れて歩くように指示され、上を見ながら急いで渡る(結構ドキドキ)。峰の辻に着いてほっとひと息。そこからはかすかな硫黄の匂いに導かれ、あっという間にくろがね小屋に到着しました。くろがね小屋に温泉があるとは知らなくて、小屋で温泉に入れると聞いて楽しみにしてきたのです。小屋はほぼ満員だったけど、私たち女性3人で1つの部屋をもらえたし、ほかの人も自分たちだけの部屋だったのでこんでいた割にはゆったりと過ごせた。

小屋に着いてお風呂の前に本来の目的の雪山教室。まず始めに地図読みのおさらい、その後に確保用のロープワークを習う。これは次回に登る赤岳で必要とのこと。

講習会も終わり待望の温泉だぁ〜時間を見計らっていくと、誰も入っていなくて貸し切り状態。少し熱めお湯は白濁していて冷え切った体に染みこんできて芯から温まります。私以外の女性二人は、前にもこの小屋に来ているそうで、盛んに「昔は怖い小屋番さんが居てお風呂場ももっと汚かったのよ〜綺麗になってる」と言っていた。前の方は知らないけど、今の小屋番さんはとても気持ちの良い方ですよ。夕食は定番のカレーですが、よく煮込んであって美味しい〜2杯もおかわりしてしまいました(笑)

 2/26(日) 曇りのち雪のち雨

夜中、風の音がしてその風の音も半端な音ではなく夜中に何回も目が覚めてしまった。布団も毛布2枚だけだったので少し寒かった。朝起きたら天気予報通り曇りでガスが掛かってきているし風も強い。朝ご飯を食べた後、小屋の中で搬出訓練の仕方を習う。

まず「ヒューマンチェーン」とい方法、6人で手を互い違いに結んで運ぶ人の下に入れる。号令で人を持ち上げるのだけど、結構持ち上がるのに驚いた。これはとにかく安全なところに急いで人を運ぶのに良いとのことです。それとツエルトを使っての搬出訓練をして8時から小屋の近くで実際に人を埋めての訓練に移る。スカットコールとゾンデ棒での捜索と搬出。実際にやってみると、埋められている人が居る場所も判っているのに、なんだか焦ってしまう。私、埋められるのは勘弁して貰い(きっとパニックになる)一生懸命救助をさせて貰いました

磐梯山をバックにパチッとね
山頂からは冬晴れの景色・・
山頂からは冬晴れの景色・・

初めは曇っていたお天気も次第に雪が降り出して来た。風も強くなって来て湿った雪なのでウエアーが濡れてきた。こんな日に山頂に行かなくて良かったねぇ〜と言い合っていたとき、側を単独で帽子も被らず耳当てだけで登っていく男性が居た。昨日は山頂でランニングの人や、半袖Tシャツ一枚で登ってきている人を見かけたし、たいがいこういう人はほとんど単独の中年男性。なんだかとても心配になった。雪山を甘く見ているとそのうち手痛いしっぺ返しを受けますよ〜と、そうなった時は遅いのですよと言って上げたい。

初めての雪崩救出訓練
初めての雪崩救出訓練

今回は初めての雪崩救出訓練を受けて、いろいろなことを教わった。一回だけでは覚えきれないけど、経験するとしないでは意識が違うし雪山に入る人は是非受けておいた方がいいと思う。雪山の怖さを知るだけでもいい経験になる。今まではこれで大丈夫だったからと言って、これからも絶対に大丈夫と言う保証は無いのだから。

小屋でお昼を食べて下山するが、雪はみぞれになりいつしか雨になって来て、みんなびしょぬれになって駐車場に着いた。こんな日でもスキーをしている人達が居るのねぇ。

それにしても今回は1日目に山頂に行けて本当にラッキーでした〜 予定変更を決断してくれたリーダーに感謝!!

 Y.M 記

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