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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 北ア、船窪岳縦走 


 山名
烏帽子岳2,628m、南沢岳2,625.3m、不動岳2,261m、船窪岳2,289m
 山行日
2007年9月23日(日)、24日(月)、25日(火)前夜発
 人数
8名
 コース
9月23日(日)高瀬ダム〜烏帽子小屋〜烏帽子岳〜烏帽子小屋(泊)9月24日(月)烏帽子小屋〜南沢岳〜不動岳〜船窪岳〜船窪小屋(泊)9月25日(火)船窪小屋〜七倉岳〜北葛岳〜蓮華岳〜針ノ木小屋〜扇沢
 費用
小屋代16,500円、夜行バス(新宿一信濃大町)5,700円、
あずさ回数券5,150円、タクシー代3,145円、風呂代500円、
雑費76円 合計31,071円/1名
 
TAG:北ア,縦走(テント)
 
 

 

 タイムコース詳細

9月23日(曇り時々晴れ)

高瀬ダム6:40/7:00−ブナ立尾根登山口7:28−R7:40/7:45−R8:40/8:50−R9:40/9:50−標高2205点10:27/10:37−R11:35/11:45−烏帽子小屋12:07/12:30−烏帽子岳山頂13:25/13:50−烏帽子小屋14:45 帽子小屋泊


9月24日(晴れ)

烏帽子小屋5:45−南沢岳7:08/7:20−R8:12/8:22−不動岳8:50/9:00−標高2341点9:50/10:00−R10:50/11:03−標高2459点11:37/11:40−R13:00/13:10−船窪岳山頂13:12−船窪乗越13:27−R14:00/14:10−本場14:25/14:55−船窪小屋15:18 船窪小屋泊


9月25日(雨後曇り)

船窪小屋5:51−七倉岳6:03−北葛岳7:50/8:00−北葛乗越8:40/8:45-R9:25/9:35−蓮華岳10:32/10:45−針ノ木小屋11:30/11:50−R12:45/12:55−大沢小屋14:02/14:10−扇沢15:15

 

 9月23日 晴れ

烏帽子岳、船窪岳、ブナ立尾根には、以前から興味があった。北アルプスの中でも烏帽子岳から船窪岳方面へは、登山する人も少なく地味なコースだ。烏帽子岳から船窪岳へ向う信州側の崩壊が進んで、道が荒れているのが訪れる人が少ない理由なのかもしれない。

烏帽子とは「元服した男子が略装につける袋形の被りもの。奈良時代以来、結髪の一般化につれ広く庶民の間のも用いられた。」と広辞苑にある。その名前こ絵巻物に現れる様な詩情をくすぶられたせいである。

たどり着いた烏帽子小屋
明るい稜線には池塘も
明るい稜線には池塘も
烏帽子岳へ続く稜線
花崗岩の岩を積み上げた烏帽子岳
花崗岩の岩を積み上げた烏帽子岳

稜線上にある烏帽子岳は、文字通り烏帽子のような三角錐の白っぽい花崗岩の塊であった。烏帽子小屋に思ったよりも早く着いたので、早速烏帽子岳に登ることにした。烏帽子岳の頂点は、羽でもあればその場から大空に舞い上がれそうな所だ。烏帽子岳からは、水晶岳、赤牛岳、薬師岳、五色ヶ原等々の連山が望めた。生憎、剱岳は雲海に隠れてその勇姿を見ることが出来なかったが次回の楽しみとしよう。

ブナ立尾根は、北ア三大急登の一つで、標高1,290mの登山口から烏帽子小屋(2,551 m)まで高差1,261 m、平均斜度15.39度を歩程5h20mで歩く尾根である。機会があれば一度その手ごわさを味わってみたいものだと考えていた。

この日のザックが軽かったせいかも知れないが、実際、この日は4時間30程度で登れた。コースタイム自体が甘いと言わざるを得ない。通常は、300mの高差を1時間で登ることが出来るので4時間もあれば十分の歩程である。歩くスピード、ザックの重量、気温等で体への負担が異なるが、登り始める前の想像とは違って「こんなに楽にブナ立尾根を登れるの?」と思った次第である。

烏帽子岳への岩場を登って
烏帽子岳への岩場を登って
烏帽子岳への岩場を登って
岩場を登ると烏帽子岳の頂
岩場を登ると烏帽子岳の頂
岩場を登ると烏帽子岳の頂

因みに前週、ハ海山の屏風道を登った。屏風道は、標高410mの登山口から1,630mの千本檜小屋まで平均斜度23.56度の尾根である。避難小屋装備でザックの重量が重く、加えて非常に暑かったせいでもあるが歩程3時間の所、5時間20分を要してしまった。ザックの重量、天候、歩くスピード、斜度等が体に対する負荷の要素となる証左である。楽に歩けると言うこどは、早く且つ安全に歩けると言うことであり、膝、腰等体への負担が少ないことは言うまでもない。

自分が荷物を担げるからと言って軽量化の努力を怠っては、ならいと思う昨今である。

 O.N. 記

 9月24日 曇り後晴れ

朝5:45出発。昨日登った烏帽子岳分岐までは同じ。私にはいよいよ初めて踏み込んで行く道。北東前方にはガレている白肌むき出しの山が見え始めドキドキしながらの歩き。足元には地塘あり、ゴゼンタチバナの赤い実、草もみじが紅葉し、野イチゴ、黒マメの試食を楽しみ南沢岳へ。西北 五色ケ原、オラが山 立山、剣岳が見え安心もしますがガスがかかって来てすぐ見えなくなります。

 
 
広い展望が広がる南沢岳
振り返る稜線の先に槍ヶ岳の尖塔
振り返る稜線の先に槍ヶ岳の尖塔

不動岳山頂では高瀬ダム、槍ケ岳、大天井岳の山並みが見え感激。樹林帯を250m程下り、登りようようの思いで船窪岳(松深岳)第ニビーク到着。下り始めると足元下方はガレていてゾウ!前方山は右半分がキリ立ってケモノ道の様な線(道)が何本も走りゾウ!としていたら鎌を持っているオジサン(船窪小屋)に会い、これから2時開かかりますと言われクサリ場、ハシゴ、ガレ場を過ぎ船窪岳に。東越水場でNリーダー、Oさん、Uさんに15分程下った所まで大変な思いで水汲みをして頂きました。ありがとうございました。

振り返る稜線には烏帽子岳
船窪岳第2ピーク
船窪岳第2ピーク
深い谷筋を刻む針ノ木岳
船窪小屋の夕食はゼリー付き
船窪小屋の夕食はゼリー付き

皆総って小屋へ出迎えの一服のお茶がとてもおいしかった。夕食にはメニューの案内、黒マメゼリーのデサート付、終わって松澤小屋主より今日歩いた山道と後方に見える山の説明をして頂き7時よりソーラ電気のテレビで針ノ木古道の整備を松澤さん(小屋主人)がされたと言う映像と富山城主の佐々成正サラサラ越えをし、針ノ木古道を通り信濃大町〜浜松への実地検証の映像を見せてもらいネパール茶をごちそうになりランプの宿で寝眠。

 I.N. 記

 9月25日 雨後曇り

烏帽子岳、船窪岳、蓮華岳、縦走三日目

昨夜は船窪小屋の主人が針ノ木古道の修復を手掛けているとの活動をビデオで見せてもらったが、針ノ木古道とは戦国武将の佐々木成政が厳冬の北アルプスを越えて浜松の徳川家康に同盟を申し入れにアルプス越えをした話である。ところが家康は織田総長と豊臣秀吉が和睦したため、秀吉と戦う大義名分がなくなり、成政の北アルプス越えは徒労に終わったのである。

それにしても厳冬の北アルプスを越えるには、ザラ峠、針ノ木峠を現在でも大変な峠を、それに満足な装備も無い身で北アルプスを越えたのは大変な快挙ではなかったか。

そんな話をご主人から聞かされたが途中で眠くなり明日の英気を養うために早めに寝る。朝は小雨が降っていたので雨具を着けて出発、七倉乗越を過ぎると急な岩場、鎖と梯子を頼って慎重に登る、そしたら後方から着いているYさんが、「Uさんお尻が裂けているわよ」と、よく見たら大分裂けていた。それにしても十数年間お世話になった雨具、もうそろそろ替え時かな。

蓮華岳は小雨の中
顔を出した雷鳥
顔を出した雷鳥
蓮華岳の山頂も雨の中
針ノ木峠に建つ避難小屋
針ノ木峠に建つ避難小屋

北葛岳を過ぎると気持ちのよい稜線歩き、そんなハイマツの中にライテョウの姿、秋から冬に向かうために腹部のあたりが白くなっている。それに谷から吹いてくる上昇気流をうまく使ってホシガラスがホバーリング中であった。なにか美味しいえさにありつけたかな。蓮華岳を過ぎて鉢ノ木峠に着く頃には雨も上がる。

さて最後の下り右手に鉢ノ木雪渓を見ながら下る。扇沢に人数がそろえばタクシーの方が安いよとタクシーで帰る、薬師の湯で一汗ながして帰路に着く。

 U.Y. 記

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