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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 越後三山〜八海山から中ノ岳、越後駒ヶ岳への縦走コース〜 


 山名
八海山 1,778m、五竜岳、荒山 1,344.3m、御月山、中ノ岳 2,085.2m、駒ヶ岳 2,002.7m 小倉山 1,378.0m
 山行日
2007年9月15〜17日
 人数
3人
 コース
9/15(土)八海山屏風道登山口〜八海山避難小屋(泊)9/16(日)五竜岳〜荒山〜御月山〜中ノ岳避難小屋(泊)9/17(月)中ノ岳〜駒ケ岳〜小倉山〜駒ノ湯
 費用
交通費(高速代11,300円十ガソリン代15、600円十タクシー6,370円)1人11,090円、バス代530円
食料・装備3,480円、避難小屋代1,000円、合計一人13,780円
 
TAG:越後,縦走(テント)
 
 

 

 コースタイム詳細

9/15(土)

松戸5:30 車にて出発、八海山屏風道登山口8:35/9:00−三合目9:35/9:45−四合目10:05−五合目11:05−七合目ノゾキの松12:15/12:25−八合目13:50/14:10−八海山避難小屋14:40(泊)


9/16(日)

避難小屋5:05発−八ツ峰分岐5:35/5:45−大日岳分岐6:05−五竜岳7:15/7:35−荒山8:35−R12:00/12:20−R13:10/13:40−御月山14:00−祓川水場14:15/15:00−R15:30/15:50−中ノ岳避難小屋16:35(泊)


9/17(月)

避難小屋5:20発−中ノ岳5:30−避難小屋5:40−R6:20/6:30− R7:20/7:30−8:15/8:25−9:35分岐−駒ケ岳9:55/10:20−駒ノ小屋10:35/11:00−百草ノ池11:40/11:50−小倉山12:25/12:35−R13:20/13:30−R14:10/14:20−R 14:40/14:50−駒ノ湯15:15/15:25−入湯温泉15:45/17:59= 小出駅18:25=八海山屏風道登山口19:00=松戸23:00頃

 

越後三山は山行部の三山シリーズの一つとして6月こ行くことになっていたが、天気が悪く延期され再チャレンジとして今回計画された。今回も予報では二目目、三日目とも雨だったので、中止かどうか最後まで決めかねる状態だったが、一目目のハ海山だけでも登れればいいという心積もりで行くことになった。

 9月15日(土):曇りのち晴

松戸からOさんの車で出発し、関越道を経て山ロバス停の先のハ海山屏風道登山口まで入り、こに車を止めて登り出す。

屏風道は始めこそながらかな登りだが、四合目の清滝から先はずうっと鎖揚が続く険しい道だ。それに9月の中旬なのにまるで真夏のように蒸し暑い。風がなく汗がとめどなくふきだし、出る言葉といえば「暑い、暑い」のみと言って良いほどだ。おまけに蛇が多く、おもわずキヤーと悲鳴をあげたことも何回もあった。インターネットの記録などを見るとこごはマムシがたくさんいるなどと書いてあるので、トップを歩く身には余計な神経を使い、ビクビクしながら歩く。

しだいに展望が開け、巻機山が見え出し、はるか眼下には米どころ越後の畑が青々とひろがる景色になぐさめられた。七合目のノゾキの松をすぎる頃から背中の荷物がこたえ、疲れも出ておもうように進めなくなってきた。それでも時間から予想してもうすぐ頂上につくはずだとがんばって鎖場を登っていくと、現れたのはハ合目の標識だった。

鎖場も続く急な屏風道
七合目ノゾキの松で小休止
七合目ノゾキの松で小休止
目の前には急な岩場
避難小屋で迎える朝焼けの山々
避難小屋で迎える朝焼けの山々

頂上はまだまだ遠いと思うと一挙に疲れが噴き出し、ここで20分間の休みをとり気分展開をはかる。そこからハ海山避難小屋へはもっと時間がかかるかと思っていたら30分程度で、最後の鎖場を登るとひょっこり小屋の前に飛び出した。

この夜、避難小屋は私たち三人の貸切状態で、ゆっくりおいしいつまみとお酒と豚鍋を味わうことができ、幸せ気分で7時前に就寝してしまった。

 9月16日(日):晴

今日の行程は中ノ岳避難小屋のほかは途中に小屋もなく、上り下りも激しくヤセ尾根や鎖場の続く手ごわい道なので、朝から雨が降っていたら中ノ岳には行かないつもりでいた。しかしラッキーなことに予報は見事にはずれ、夜は満天の星空で、夜中に吹いていた風も朝にはやみ、ご来光を見ることができたほどだった。

越後駒ケ岳を見ながら準備体操をして、出発する。先を急ぎ、大日岳には登らず迂回路を行く。今日も暑い!韓国のほうにそれた台風の影響だろうか。後から間くと秋田地方は集中豪雨で大きな被害がでたという。こちらは太陽がギラギラ照りつけ、無風状態で暑さがこたえた。

入道岳から最低鞍部のオカメノゾキまでは約500mの下りなのだが、道が悪くて歩きにくく時間をとられた。特に荒山の先から出雲先までは地図でも破線の表示の登山道となっていてヤセ尾根や鎖のついた岩場が続き、神経をつかうところだ。

八ツ峰分岐から眺める八海山
稜線から振り返る入道岳の岩峰
稜線から振り返る入道岳の岩峰
中ノ岳から眺める朝日を浴びた八海山
朝焼けの中の中ノ岳山頂
朝焼けの中の中ノ岳山頂

その上、オカメノゾキや出雲先の標識もなくどこまで来たのかを高度計と地形図で推測するしかない。そんな精神的な負担に加え、暑さと食欲不振と荷物の重さも加算して、バテバテになってしまった。

休憩時間を多めにとり、休み休み進んだ。御月山に着いた時にようやく先が読めるようになってほっとした。しかし祓川の水場で食事用と明日の行動用も含め大量の水を確保せねばならず、チョロチョロと流れ落ちる水をくむのに予想以上の時間をとられた。この後なんとOさんは、共同用と自分用も含め7リットルの水を担いでくれた。

水でさらに重くなったザックを背負っての中ノ岳避難小屋までの行程は、実際は1時間ばかりだったのだが、はるかに遠く感じられた。避難小屋に着く30分前ごろから雨も降り出してきたが、暑いので濡れるにまかせてひたすら歩いた。

ようやく4時半過ぎに避難小屋にたどり着くことができた。この日の行動時間は結局11時間半となった。避難小屋には先着の人からがたくさんいて、私たちは2階に場所取りして寝場所を確保した。この夜も暑くシェラフがいらないかと思えるほどだった。疲れてぐっすり眠った。

 9月17日(月)

今日は中ノ岳から越後駒ケ岳を経て標高差1,700mを下って駒ノ湯まで行かなければならないので、気をひきしめて出発する。

まず、中ノ岳を往復する。頂上から見る駒ケ岳までの山なみはゆったりしていて、昨日のような危険な箇所もなさそうで、少しは気が怪くなった。風もさわやかで、「気持ちいい〜』を遠発しながら歩く。

稜線の先にそびえる駒ヶ岳の山頂
 
 
 

しかし昨日に引き続き、途中の檜廊下や天狗平、栗の木の頭などの標識がなく、不安をかかえながら歩くので気分的に遠く感じられた。北アルプスや八ケ岳など他の人気のある山とはここらへんが大きく違う。駒ケ岳の頂上に着くと、ハ海山や中ノ岳をはじめ今まで歩いてきた山々が見渡せ、地図を広げて巻機山や燧岳など遠くの山々の展望をゆっくり楽しんだ。

駒の小屋まで下り、小屋の人に「水は買えませんか」と声をかけると「すぐ下に水があるよ」との意外な返事。地図には載っていないが、沢のおいしい水が飲めるのだ!ここで水が補給できるのなら、祓川からここまであんなに重い荷を担がずにすんだのに!と悔しい思いを味わった。

冷たくておいしい水を心ゆくまでいっぱい飲んでから、駒ノ湯と枝折峠の分岐点の小倉山をめざし進む。分岐を過ぎると背丈の高い笹藪をかきわけながらの道がしばらく続く。次の目標は栗の木の頭だが、行けども行けども栗の木の頭の標識がでてこない。どこだかわからないまま、高度計と時計をにらみながらひたすら駒ノ湯をめざし下った。

樹幹の間から駒ノ湯の赤い屋根が見えた時は、本当にほっとした。駒ノ湯についてもまだ大湯バス停まで歩かなければならない。リーダーが事前にバス会社に問い合わせたところ、大湯まで徒歩で20〜30分ほどだとのこと。歩くかタクシーを呼ぶか相談しながら、とりあえず駒ノ湯に行ってみようと歩いていくと、ちょうどそこに駒ノ湯から出てきた車が通りかかった。

 
振り返る稜線の先に中ノ岳
振り返る稜線の先に中ノ岳
駒ヶ岳から眺める八海山の岩峰
広い展望が広がる駒ヶ岳の山頂
広い展望が広がる駒ヶ岳の山頂

「乗せてほしいな」との思いでじっと車を見ていると、念力がきいたのか一度通り過ぎた車が戻ってきて「どこまで行くのですか」と声をかけてくれた。この車を運転していた人が駒ノ湯のご主人で、これから大湯にお客さんを迎えにいくところだったのだ。なんて親切な人だ!と大喜びしながら車に乗せてもらった。

私たちがハ海山から縦走してきたというと、無事下山しただけでもすごいですよと半分ほめて、半分呆れ顔で言っていた。暑い時期は熱中症になる登山者も多く、ご主人は駒が岳だけでも軽くみてトラブルを起こす人が多いことを嘆いていた。車でも大湯までは20分かかり、徒歩では1時間以上の距離だったのだ。もし歩いていたらと思うと、ぞっとした。今度だけでなく、きちんと問い合わせても現地にいくと違っている場合は多い。バスの時間などもよくあるケースでリーダー泣かせの現実だ。

大湯温泉で汗を流し、バスの時間まで約2時間ゆっくり休んでから、6時少し前のパスで小出駅に出て、タクシーに乗って車の置いてある屏風道登山口に戻った。松戸に着いたのはもう11時を過ぎていただろうか。お疲れのところ、運転していただいたリーダーのoさんには心からの感謝の言葉を捧げたい。運転だけでなく、こんなに充実した山行を本当にありがとうございました。

 M.S. 記

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