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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 八ヶ岳・赤岳〜雪山教室パート2 


 山名
赤岳 2,899m
 山行日
2008年3月1日(土)〜2日(日)
 人数
10人
 コース
3月1日(土)美濃戸口−赤岳鉱泉−ジヨウゴ沢(雪訓)−赤岳鉱泉(泊)3月2日(日)鉱泉−行者小屋−地蔵ノ頭−赤岳頂上−地蔵ノ頭−行者小屋−美濃戸□
 費用
あずさ往復¥8,300、バス往復¥1,500、赤岳鉱泉¥8,500+個室料金¥800 合計19,100.-
 
TAG:八ヶ岳,雪山・スキー
 
コースmap
雪山教室(赤岳) 登山コース

 

 コースタイム詳細

3月1日(土)

新宿7:00=茅野9:07/9:35=Bus=美濃戸口10:13/10:30−美濃戸11:40/11:50−赤岳鉱泉14:30−ジヨウゴ沢15:00−雪訓−赤岳鉱泉16:00(泊)


3月2日(日)

鉱泉7:10−中山乗越7:45−行者小屋7:55/8:03−地蔵ノ頭9:30/9:40−赤岳頂上10:25/10:35−地蔵ノ頭11:05/11:15−ザイルフィックス11:20/11:40−行者小屋12:30/13:00−美濃戸□15:25/16:32=茅野17:26/17:49


 3月1日(土)

悪天候で1週間順延にしたのでメンバーが10人に減った。人の切符の手配をした挙句に自分は行けなくなってしまったYさんありがとうございました。お蔭で予報はまあまあ好天を約束してくれてほっとしつつあずさに乗った。美濃戸口からは、春めいた都会とは一転い早速雪道になる。かつてSさんが歩き始めてすぐに滑って転んで骨折したのがこのこ辺だから、ドジな私も心してそっと歩く。

北沢からたっぷりと雪に覆われたシラビソ林の一本道を辿り、大同心が見え始めると赤岳鉱泉だ。人工的に作った青氷の氷瀑でアイスクライミングのコンペがあるらしく、糸を引いた納豆よろしく沢山の人がぶら下がっていた。私達はそのままジヨウゴ沢へ向う。

F1こ先客2パーティ。邪魔にならないようにして私たちも登らせて貰う。明日はあのド−ンと頭をもたげた赤岳に登るのだから真剣だ。Yさんの指示でピッケルのピックで氷の手応えを確かめつつアイゼンの前爪で登ってみる。小さな滝なので恐怖心はないが、みんなが一巡したところで氷に穴があいて中の水が見えるようになり、ここはそれ以上使えなくなってしまった。奥のF2は手強すぎるし、F1横の急斜面を下降する練習をしたりして鉱泉に戻った。

行者小屋の傍にはキャンプサイト
地蔵ノ頭から眺める赤岳石室
地蔵ノ頭から眺める赤岳石室
赤岳山頂小屋は深い雪の中です
展望が広がる赤岳の山頂
展望が広がる赤岳の山頂

鉱泉のタ食は結構豪華、今日は焼肉だ。でも見るなりOさん曰く「あ〜、僕これ嫌い」「どうして?」「焼けるまで肉ひっくり返すでしょ?手が疲れちゃうんよ」「???」、なんとまぁお坊っちやま君、よっぽど奥方に大事にされているのですね。一同大爆笑。泊りがけの山行はゆっくり笑えるのが良い。鉱泉は満員(定員250人)なので食後は早々に個室に引き上げ宴こ入る。Sさんのザックからは又ワインの瓶が。他にもしっかりお酒が出てきて、流石皆さん抜かりないですね。でもいくら飲んでも明日の天気予報の確認は忘れることなく7時半には床に着いた。(夜、焼肉のせいか?Oさんの手がほんとにつったのにはびっくり)。

3月2日(日)

朝。「星が出てるよ〜」とOさん。6時の朝食前に全員でチェストハーネスを結んでみたり、下降に備えてプルージックのおさらいをしたり、装備の点検やアドバイスを貰う。持参のハーネスを着けてみる。あれ?どこに足を入れるんだっけ??久しぶりだからあっちでもこっちでも??だらけだ。

出発し8時頃行者小屋からいよいよ地蔵尾根に向う。地蔵尾根はとても急で、Mさんの長い足の後を短足の私はプラス1歩で登る。森林限界を超え青空に稜線が近づくと、尾根は細り傾斜は更に増し、ピッケルのささり具合を確かめ慎重に歩く。

赤岳から眺める横岳、硫黄岳・・・
地蔵ノ頭から振り返る阿弥陀岳
地蔵ノ頭から振り返る阿弥陀岳

「右側の雪庇に気をづけて!」と前方から声が掛かる。ちょうどピッケルをつく辺りに小さな雪庇が張り出し左側も切れて足幅1歩分めステップ。あまりムキになって雪庇を突き抜けてしまわない様バランスを崩さないよう集中して渡った。そこから埋れかかった鉄の階段を鎖を頼りに登ると地蔵ノ頭に出てほっと岩陰で小休止。ここまで来ると頂上は近い。赤岳展望荘は先日の一酸化炭素中毒騒ぎで閉鎖中だ。

見上げると雪の斜面がテラテラ光っている。あと15分細心の注意をと自分に言い聞かせ、ジグサクに登って行くと頂上に着いた。

「やったね〜!」みんなの顔に笑顔がこぼれる。雪を被った御嶽山から乗鞍、穂高〜と北アの山が連なる。槍の穂は雲の中、鹿島槍の双耳峰が美しい。

が折角の眺めもこわ〜い下りがあるから早々に下山を始める。地蔵ノ頭まで下りて岩陰でお昼を食べる。本当に怖いのはここからだ。鉄の階段を下りた、例の雪庇の張り出したトラバース。NさんとOさんでここにザイルをフィックスしてくれる事になった。Oさんがこちらで、Nさんが下でビレイしてくれてるロープに滑落に備えてブルージックで自分のハーネスにつなげ、一人づづ下りた。ここにザイルが張づてあるというだけで、安らして体がシャンとするから不思議。お二人とも寒い中ありがとう。最後に僕のビレイは誰がやってくれる訳?とからてOさんは心配してたけど、こそんな事知りません。NさんやSさんに安心しておまかせして私達はお先にどんどん下りる。雪は深くて傾斜はきづいけど一番怖いとこづろは通過した。もう大丈夫。暫く行くと先にみんなが滑ったのか長〜い滑り台の様なシリセードの跡。早速私も快適に滑る。ひやー気持ちいい!(*^。^*)樹林帯をどんどん下っで行者小屋に戻った。

赤岳から地蔵ノ頭へ下って行きます
たどり着いた地蔵ノ頭
たどり着いた地蔵ノ頭

ザイルを回収した二人を待って小休止後、行者小屋からは南沢を美濃戸へ戻るのだが、緊張が解けた身体にこれが結構長くてきつい。ザイルを背負ってくれたNさんぱもっときづかったでしょう。美濃戸のバス停には15時半頃、結構くたびれて到着しました。

流石に冬の赤岳はあなどれない山だと思う。

10人もの人数で登っていたのは私たちくらいで、殆どが1人からせいぜい4人グループ位。それもプロガイドに前後を守られザイルに繋がったパーティとか、ハーネスにザイルの装備の人たちが目立った。因みに今回の10人のメンバーの平均年齢は62歳だそうです。いろんな意味でたいしたものだと思いました。きめ細かな準備と2度もプレ山行をしてくれたNさんの情熱とSLの皆様、冬のさなか、風の弱い穏やかな天気に恵まれた事に感謝です。

 S.T

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