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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 北ア・奥穂高岳〜ゴールデンウィークの雪山山行〜 


 山名
奥穂高岳 3,190m
 山行日
2008年4月26日(土)〜29日(火)前夜発
 人数
7人
 コース
4月26日(土)上高地バスターミナル−横尾(幕営)4月27日(日)横尾−涸沢テン場(幕営)4月28日(月)涸沢テン場−奥穂山荘−奥穂山頂−奥穂山荘−涸沢テン場(幕営)4月29日(火)涸沢テン場−上高地バスターミナル
 費用
ガソリン代・高速代32,300円、タクシー・駐車場代14,300円、食費(ガスボンベを含む)10,560円、 テン場・テント代8,000円、通信費840円、合計66,000円 1人当たり9,430円
 
TAG:北ア,雪山・スキー
 
コースmap
雪山教室(奥穂高岳) 登山コース

 

 コースタイム詳細

4月26日(土)

上高地バスターミナル7:00/7:25−R8:00/8:10−明神8:27−R8:55/9:10-徳沢9:30/10:00−横尾11:00幕営


4月27日(日)

横尾7:20−R7:50/8:00−R9:00/9:16−R10:06/10:20−涸沢テン場11:40


4月28日(月)

涸沢テン場6:20−R7:10/7:20−奥穂山荘8:20/9:10−奥穂山頂10:05/10:17−奥穂山荘11:13/11:37−涸沢テン場12:47


4月29日(火)

涸沢テン場5:54−R6:40/6:45−本谷橋6:57−R7:35/7:45−横尾8:15/8:25−徳沢9:20/9:35−明神10:20/10:32−上高地バスターミナル11:25


雪山教室の最終目標であった奥穂高岳の山行計画がどんな理由か情報の乏しい私には分からないまま中止に。わがままな私はどうしても行きたい気持ちを訴えた。そしてリーダーのNZさん、Oさん、その他の参加者の皆さんの努力によって奥穂高山行が決行されることになった。

 4月25日(金)

19時、千葉銀行松戸支店前に集合。Nさんが出して下さったワゴン車に体よりも大きそうなザックを積み込み出発。首都高速も最近開通した飛鳥山から山手通りを経由して中央道を快適に走行。途中、談合坂SAで休息し松本ICで高速を下りた後、30分ほどで今晩仮眠する新島々の道の駅に到着した。

 4月26日(土)曇り

昨夜は星も見えていたが、もう此処まで来てしまえば行くしかないと出発。沢渡へ予約してあったタクシー2台に分乗・・・。上高地で(Sさんと合流)装備装着、リーダーNZさん登山届けを提出して出発。雪山教室できた前回は小梨平辺りに積雪があったが・・・、今はウグイスの心良い鳴き声が響き渡ってくる。

梓川も相変わらない流れで迎えてくれているが・・・時折、雨が降り出し先走る気持ちを冷やす。明神、徳沢、横尾と進むごとに・・・このまま涸沢まで行くかどうかリーダー皆の意向を聞く。予備日があるので今日は横尾の避難小屋に泊まり、明日以降の天気に賭ける事になった。

そうと決まれば早速避難小屋へ。小屋は床をリフォームした小部屋に2階造り大部屋が。私たちは工夫して小部屋にテントを張った。まだ早い時間の避難小屋生活に雨が恨めしい・・・お茶タイム、コーヒー、お茶、紅茶とそれぞれの欲しいものを勧めて下さるWさん、Sさん。外はシトシト雨だがテント内は和やかだ。

涸沢の分岐、目の前にそびえる前穂北尾根
北穂南稜と北穂、手前は涸沢小屋
北穂南稜と北穂、手前は涸沢小屋
真っ白な雪に包まれる前穂北尾根と吊尾根
真っ白な雪に包まれる前穂北尾根と吊尾根

そんななか、今日はMさんのパーティーが上高地に入っている話に時間が経つたびに今頃はどの辺かと話題になる。自分達は避難小屋に入っているのに呑気なもんだ・・・16時ころ小屋の入り口付近から聞きなれた女性の声が響く。Mさんのパーティーが到着したのだ。「お疲れさん!」と出迎えるのだがキョトンとして何故先行パーティーが此処にいるのという感じ(山荘できれいな小部屋があると言われて来たのに占領されている)確か涸沢に行って居る者がまさかと?

それでも此処までの行程話をしながら宴会。再会のよろこびを分かち合った。19時過ぎ、明日からの好天気を祈りながら就寝zzz〜

 K .T. 記

 4月27日(日)曇り

前日の寝不足と重苦しい雨から一夜明けて、気分と体調とそれに天気も回復してきた。今日はいよいよ奥穂高を目指してベースキャンプとなる涸沢のテン場まで標高1600mの横沢から2350mの涸沢のテン場まで約750mの標高差を登り詰める。前日の雨が山頂付近では新雪となって積もっているらしい。行程は約4時間で午前中にはテン場に着く予定である。それほどきつい登りではなく前を登るKさんのペースに合わせる。後ろにはWさんとOさんがいるので安心感がある。

横尾谷から屏風岩が左手に見える辺りを過ぎると広々としたU字谷の眼前を爽快感のある雪面がかなたまで望めるようになる。岩肌と雪の白さと紺碧の空のコントラストが眩しい。「こんないい天気の日に山に登っていられるなんて本当に幸せ。」と、うれしそうなWさんの声が後ろから聞こえる。

奥穂山荘からコースを眺めて
奥穂山荘からコースを眺めて
奥穂山荘からコースを眺めて
奥穂山荘から見上げる奥穂高岳
奥穂山荘から振り返る涸沢岳
奥穂山荘から振り返る涸沢岳

単調な登りが延々と続くが、後続のMさん達のパーティーが眼下に見えると手を振って励ましあう。いよいよ涸沢小屋が視野に入ってくる。ここまで来ればあと少しだが、この少しがなかなか届かないもどかしさがある。テン場に着いて幕営の準備を終えるとMさん達のパーティーが間もなく到着して再々会を喜びあう。

 4月28日(月)曇り

昨夜来の強風で夜半に目覚めることも度々あり、今日の奥穂高登頂に一抹の不安がよぎる。リーダーのNさんから山頂付近では新雪が30cmほど積もり、雪崩の危険があるので登山は自己責任である旨の注意があったとのことを知らされていた。昨日、奥穂高に向かってゆく登山者がいなかったが良く分かる。出発地点でも長野県警の係員から登山にたいする注意が喚起され緊張感が募る。Mさん達のパーティーは奥穂高登頂を無理と判断して早々に下山する決断をしたようである。

奥穂山荘から見た前穂北尾根
奥穂高岳山頂
奥穂高岳山頂
奥穂高山頂から眺めるジャンダルム
奥穂高山頂から眺めるジャンダルム

我々はとにかく奥穂高山荘まで行ってそこで登頂するか否かを判断することとして登ることにした。奥穂高山荘までは2時間程で難なく到着するが、ここから先の困難が皆には分かっている様である。目前の鎖場から引き返す登山者もいて気を引き締めながら、NZリーダーの判断を待つ。Oさんははなから登頂を断念していたと後で聞かされたが、なかなか決断が示されないまま時間が経過してゆくなか業を煮やしたWさんが問いただすと、あっさりと「行くよと。」いう返事である。

奥穂高岳山頂から眺める槍ヶ岳
奥穂高岳山頂から眺める槍ヶ岳
奥穂高岳山頂から眺めるジャンダルム
奥穂山頂直下のトラバース
奥穂山頂直下のトラバース
下山後奥穂山荘前でくつろぐメンバー
ザイテングラードから見た涸沢テン場
ザイテングラードから見た涸沢テン場

そうとなれば「いざ!行かん!」である。足場を確認しながら一歩、一歩ゆっくりと登ってゆく。Wさんの「慎重にね。慎重にね。」という声が励ましになる。そして遂に3190mの奥穂高山頂を極めることができた。ジャンダルムもすぐそこにしっかりと見える。穂高連峰の最高峰にいることを自分に言い聞かせるように眼下の眺めを堪能する。

朝日を浴びる北穂、北穂南稜(左が涸沢岳)
涸沢から下山途中
涸沢から下山途中
本谷橋付近から見た屏風岩
河童橋から振り返る奥穂高岳
河童橋から振り返る奥穂高岳

松戸山の会の雪山教室とここまでこられた事を1人1人に感謝しながら、自分の雪山登山が始まったことを記念する素晴らしい登頂を胸に刻む。

下山途中で登ってくる登山者と登山道の譲りあいで多少のトラブルがあったが、何とか無事に皆下山することができた。涸沢のテラスで飲んだ生ビールが癖になりそうだ。

 4月29日(火)曇り

温泉でさっぱりしてNさんの運転で帰松。Nさんお疲れの所、運転ありがとうございました。

 S.M. 記

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