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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 上州武尊山〜武尊牧場スキー場からたどる信仰の頂〜 


 山名
武尊山 2,158.0m
 山行日
2008年7月3日(木)
 人数
2人
 コース
武尊牧場スキー場7:20/07:40−二合目08:20/08:40−武尊牧場キャンプ場東屋09:00/09:05−避難小屋10:05/10:20−鎖場直下11:25/11:35−武尊山山頂12:45/13:20−鎖場直下14:40/15:00−武尊牧場キャンプ場東屋16:45/17:00−武尊牧場スキー場17:55
登り4:15、下り 4:00、合計8:15
 費用
 
TAG:上州・北関東,ハイキング
 
コースmap
武尊山 武尊スキー場登山コース

 

 武尊牧場スキー場〜武尊避難小屋〜中ノ岳〜武尊山(沖武尊)

日本百名山にその名を連ねる上州武尊山。沖武尊を主峰とし前武尊、剣ヶ峰、家ノ串山など2,000メートル級の峰々が山頂を形成する大きな広がりを持つ山です。また古くから山岳信仰の山としても知られた山で、前武尊には日本武尊像が安置され、最高峰の沖武尊の山頂には御嶽神社の大きな石柱が建っています。

武尊牧場スキー場のリフトは6月から10月までは夏山リフトとして運行していると言います。しかし運行時間は8時半から。1時間近く待ち時間がるので牧場の中を登っていくことにします。アスファルトの道をしばらく登っていくと山頂方向から流れてくる雲に乗って細かい雨が落ちてきました。二合平のレストハウスの軒下に腰を下ろし一休みです。

雨脚が細くなったアスファルトの道をひと登りすると程なく三合平です。東俣からの道を合わせる分岐点からは花咲湿原へと続く遊歩道も開かれているようです。ここからは明るい白樺の林の中を緩やかに登り始めます。すでにレンゲツツジは終わっていましたが、草原の中にはベニバナイチヤクソウが群生していました。初夏の湿原におなじみのアヤメも紫色の蕾を開き始めていました。

遊歩道の中の東屋で一息入れたのち、白樺の林の中を緩やかに登って行きます。ミズバショウが大きな葉を広げる小さな沼を超え、遊歩道のような道をしばらく進むと、映画「眠れる男」のロケ地という小さな池。ロケ地の記念に残しているのでしょうが、自然の中にコンクリートで固められた水たまりは調和しているとは言い難いものです。

武尊牧場スキー場の中を登って
三合平の案内板
三合平の案内板
眠れる男のロケ地跡
三角屋根の武尊避難小屋
三角屋根の武尊避難小屋

ここからも白樺やシラビソの林の中を登るなだらかな道が続いています。小さな登りにひと汗を流すと三角形の屋根をした武尊避難小屋にたどり着きました。山頂から下ってきた単独行の人は4時半ごろ武尊牧場スキー場を立って山頂を往復してきたとか。少し登った笹やぶの中には笹の子も採れるといいます。

細かい雨のなか、再びなだらかな雑木林の中を山頂へ。田代湿原へと下って行く右に分け、なだらかな道を登っていきます。左手の梢の先には前武尊や剣ヶ峰の稜線が巻き上がる雲の中にそびえていました。

道端で小休止をしたのち、中ノ岳の肩にい向かい急な岩溝の中を登って行きます。先行する3人連れは白い中型の犬を連れての山行です。急な岩場に犬はなかなか登ることができず、かなり大変そうでした。

梢の先に中ノ岳と沖武尊
中ノ岳へと登って行く岩場
中ノ岳へと登って行く岩場
小さな鎖場を登って
中ノ岳の南側を巻きながら山頂へ
中ノ岳の南側を巻きながら山頂へ

急な岩場には短い鎖場が2か所、高度感はないものの雨にぬれた岩は滑りやすく思わず足にも力が入ってしまいそうです。息を切らせながら急な坂道を登り切ると広く開けたハイマツ帯。緩やかになった登山道は中ノ岳の直下を回り込むように笹原の中を登っていきます。

溶け残った雪渓をひと登りすると、川場から上ってくる道を左手から合わせる分岐点にたどりつきました。ここから登山道は中ノ岳の南斜面を巻くように沖武尊へと登って行きます。巻き上がる雲の下に家ノ串山や前武尊岳、剣ヶ峰の岩峰。右手には武尊神社から登ってくる稜線が見え隠れしています。

小さな雪渓の下には三ノ池という池がありますが、まだ雪の中から顔を出すには暫く時間がかかりそうです。

最後の急坂に汗を流すと中嶽武尊大神の銅像が立つ岩峰。ハイマツの稜線をひと登りすると沖武尊の山頂にたどり着きました。広く開けた山頂は360度の展望が期待できるところですが、巻き上がる雲に覆われわずかに家ノ串山や前武尊の岩峰が見えるだけです。平日にも関わらず山頂には数組のパーティが昼食の最中です。武尊神社側から登ってきたパーティも多いようです。

雪渓の残る登山道
振り返る中ノ岳
振り返る中ノ岳
中ノ岳から家ノ串山へと続く稜線
中ノ岳から家ノ串山へと続く稜線
中嶽武尊大神の銅像が立つ岩峰
沖武尊の山頂
沖武尊の山頂

 武尊山(沖武尊)〜武尊牧場スキー場

山頂で展望が開けるのを待ってみましたが、巻き上がる雲に包まれ展望が広がる期待は持てそうにありません。風に追われるように山頂を後にすることにしました。息を切らせながら登ってきた登山道も、道端の花をカメラのファインダーに収めながらの気楽な下りです。

滑りやすい岩場を下ったところで一休みしたのち、なだらかになった道を穂高牧場スキー場へと下っていきます。目の前には尾瀬岩鞍のスキー場。その左手には至仏山や笠ヶ岳など尾瀬の山々が雲の下に霞んでいましたした。

たどり着いたスキー場の東屋で最後の小休止をしたのち、舗装道路を緩やかに下っていきます。目の前には前武尊から中ノ岳へと稜線が続いていますが、武尊の山頂は白い雲に包まれその姿を見せてはくれませんでした。

 武尊山に咲く花

明るい雑木林の中をたどる登山道には目立った花は咲いていません。お馴染みのマイズルソウのほかはズダヤクシュが目立つだけです。

中ノ岳から沖武尊へと向かう登山道には三ノ池などの沼かあるようですがまだ雪渓の下です。その傍らにはキヌガサソウやサンカヨウの群生していました。ベニサラサドウダンやガクウラジロヨウラクもピンクの花をつけていました。

登山口に咲いていた黄色い花
登山口に咲いていた黄色い花
三合平に咲くヒレハリソウ
三合平に咲くヒレハリソウ
ハナニガナ
ハナニガナ
アヤメ
アヤメ
ベニバナイチヤクソウ
ベニバナイチヤクソウ
マイズルソウ
マイズルソウ
ズダヤクシュ
ズダヤクシュ
ハイマツの雄花
ハイマツの雄花
イワナシ
イワナシ
イワカガミ
イワカガミ
ガクウラジロヨウラク
ガクウラジロヨウラク
ベニサラサドウダン
ベニサラサドウダン
キヌガサソウ
キヌガサソウ
サンカヨウ
サンカヨウ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ

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 I.H 記

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