Topimg

山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

homeBtn 会員専用Btn BlogBtn BackBtn

松戸山の会

山行記録

 二ッ箭山・背戸峨廊〜沢の楽しさが蘇った〜 


 山名
二ッ箭山 710m
 山行日
2008年9月27日(土)〜28日(日)
 人数
3名
 コース
9月27日(土)登山口−男体山−女体山−二ッ箭山−月山9月28日(日)背戸峨廊
 費用
38円×440km=16720円+高速代8200円=24920円、夕朝食 1人分700円、合計1人9000円
 
TAG:阿武隈山地,登攀・沢登り
 
コースmap
二ッ箭山・背戸峨廊 登山コース

 

 コースタイム詳細

9月27日(土)

松戸発6:30=柏IC=(常磐道)=いわき中央IC=二ッ箭山登山口駐車場9:30−男体山11:30−12:50女体山13:20−13:35二ッ箭山13:40−月山−駐車場=(風呂に寄る)=テン場16:00


9月28日(日)

テン場−背戸峨廊入口駐車場8:30−入渓8:40―10:20片鞍の滝−10:58黄金とろかしー11:10竜の寝床−11:17鹿の子滝−11:30三連の滝(終了)−下山11:50−13:20駐車場−(テント撤収)=草野心平生家=いわき中央IC=柏IC=松戸18:30



 二つ箭山の岩山で遊ぶ

遊ぶというタイトルが付けられるのは3回目の岩山でちょっと余裕ありかもしれない。06年8月、ザイルをつかう「二つ箭山、背戸峨廊」の企画があり、そのトレーニングを7月日和田山で受けて、岩、沢デビューを果した。

当初女性3人と男性5人の1泊のキャンプのはずが、直前に1対5となり、遠慮しようかと思っていたら、行ってもいいよ、ということになり、食担を引き受け勇躍ハーネスと沢靴と食糧いっぱい持ってついて行った。

男体山、女体山、二つ箭山、月山はこんなところ
男体山はザイルを使って・・・
男体山はザイルを使って・・・
 
あちら側から登って・・・
あちら側から登って・・・
 
こちら側に懸垂下降で降ります。
こちら側に懸垂下降で降ります。

結果は向学心に燃えるクライマーは皆とても気が利いて親切で、登るきびしさたっぷりと楽しさちょっぴりを教えてくれ、クライミングの世界に半信半疑のままはいっていった。

07年秋には初めてのホンチャン北岳バットレスの後ここへ来て、懐かしいもののうろ覚えで、まだまだ頼りない岩トレ沢登りだった。今回3回目でさすがに色々覚えがあり、男体山に行くまでもこっちよ、あっちよとトップを歩くことができ、頂上直下の取りつきで、なべさんがザイルを出して、トップロープをしかけてくれて、続いて「今年は登るぞ会長」が昔とった杵柄を発揮して、かっこいい登りを見せてくれた。私の方もその短い間もじっとしていられない育ち盛りで、しかも、危ない前穂北尾根を制覇した後だったので、ついノーザイルで、途中まで登っていき、最後はザイルをつないでもらい3人うまく男体山山頂に立った。

時間があるので懸垂下降で降りて、また登りそれから反対側を懸垂下降で降りた。後は、ザイルは要らなくて3点確保で岩をなでて、感触を楽しみ手を伸ばし、押しては掴まり、足を上げては踏ん張りを繰り返し女体山山頂へ立った。

女体山の上で。ここはザイルは使わないで
マウスを載せるとコースが
マウスを載せるとコースが
3度目にして初めてピークを踏む
月山より男体山、女体山を望む
月山より男体山、女体山を望む

昼食をとりながら景色をゆっくり楽しみ、居合わせた方に写真をとっていただき、次はこっちよ、と記憶を掘り返し、はじめて二つ箭山の山頂を踏んだ。

林の中の地味な山頂ながら今、HP.で盛り上がっている三角点はまだ誰も撮っていない。あとは下り道でまた少々登って、月山から男体山女体山を振り返ると、ぐっと親しみがわき仲のよいところをツーショット。

そのあとも月山新道を下り、無事駐車場へ着いた。車で10分程の「背戸峨廊」という入浴をさせてもらえる宿で渓谷美を愛でながらゆっくりさっぱりしてBC.に戻り、飲み歌い食べの楽しい宴となった。

 I.S 記

 背戸峨廊を遡る

阿武隈高地中部の渓流を集めて、夏井川はいわき市の太平洋に注ぐ。夏井川に沿って走る常磐東線の江田駅付近で夏井川に合流する江田川は、V字型に迫る岩壁の渓谷が美しい。

この土地に生まれ育った詩人草野心平(1903−1988)がこの渓谷に「背戸峨廓(せどがろう)」と名をつけたのだという。そして数ある滝に 「トッカケ滝」「三段すだれ」「片鞍滝」「曲り龍」「黄金とろかし」「龍の寝床」「心字の滝」「鹿の子滝」「三連(みれん)滝」などといかにも詩人らしい命名をした。新緑や紅葉の時季は観光客が多いそうだ。近くのキヤンブ場にテントの花が咲くという。

昨年もここを訪れたIさん、なべさん、Sさん、Mさんの報告が会報(2007年10月号)に載っていた。一日目はニツ箭山(ふたつやさん)の岩場に遊び、二日目、背戸峨廊を遡行した記録である。今回も昨年とほぼ同様の計画だった。

濡れた岩山はホールド、スタンスとも見つけづらくザイルを伸ばすのも危険を伴う。
川のこちら側にザイルをなげてもらいハーネスにつけて登り始める
川のこちら側にザイルをなげてもらいハーネスにつけて登り始める
トップ ロープでかっこよく登る会長
メットとザックが赤で決まっている
メットとザックが赤で決まっている
セカンドは上でビレイされ登ることを楽しむことができる。
明るい渓流を安心して遡る 
明るい渓流を安心して遡る 

私はこの年になって、沢シューズに脚絆、ハーネスにカラビナやエイト環をぶら下げ、ヘルメットをかぶった沢登り姿を、人に見られたくない恥じらいがある。流れの中に足を踏み入れてまず驚いたのは、昔のように川底の石伝いにヒョイヒョイと歩けないことだ。バランスが悪く深みに転びそうになる。年のせいだろう。いつかテレビで見た年配の沢登りの達人がストックを使っていたのを思い出して、私もストックにすがって歩くことにした。

最初のトッカケ滝は登るのに手頃な滝だった。ザイルを出してトップのナベちやんは滝の右岸をリズムよく登った。私は二番手で引き上げられた。滝のしぶきを浴びることもなく楽に登れだのは、前日の二ッ箭山の男体山、女体山の岩峰で小手調べをしたお陰だろ。私は10年近く沢登りから達ざかっていたが、ホールドにかけた指先の手応え、小さな岩の突起にうまく立てた時の快感が嬉しかった。岩や沢に熟心なIさんはは、私の後を全身に喜びを発散させて登ってきた。

鹿の子滝かな、一本とる
美しいナメ、こういうところいっぱい
美しいナメ、こういうところいっぱい
三連(みれん―未練)の滝で終了
下山は登山道を1時間半くらい
立ち寄った草野心平生家
立ち寄った草野心平生家

この日は沢の水量が多かったので、ザイルを出したのはこの滝だけにして、梯子の整備された高巻き道:を選んだ。豪快な滝を眺め、岩をへつり、,流れのゆるい瀬は膝まで入って水と戯れるように歩いた。久しぶりに沢の楽しさが蘇った。

私はいまさら厳しい沢登りはできないし、しようとも思わない。だが、明るくて易しくて楽しい沢が関東近辺に沢山あるのだから、誘われればまた出かけて行きそうな気がする。幸い今年始まった登山学校に、岩登り教室や沢登り教室がある。これから沢登りを始めようと考えている仲間と美しい日本の渓谷を楽しめたら、こんなに素晴らしいことはないだろうと思いながら、背戸峨廊を後にした。

 K.S 記

 山行記Topへ
 山行記の訪問者数 今月:5件 累計:678件

≪お知らせ・関連する山行記≫

≪お知らせ≫

会の紹介 松戸山の会の紹介です。約100名の仲間が関・・・

会員募集 これから始める初心者さんも、経験豊富なベ・・・


≪関連する山行記≫

安達太良山石筵川 16年7月10日