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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 北ア:仙人温泉、〜秘湯山行 


 山名
立山 3,003m
 山行日
2008年10月3日(金)〜5日(日)
 人数
2名
 コース
10月3日(金)黒部平−雄山−大汝山−別山乗越10月4日(土)別山乗越−仙人温泉10月5日(日)仙人温泉−阿曽原−欅平
 費用
交通費18,700円、宿泊費17,400円、その他2,000円
 
TAG:北ア,縦走(テント)
 
コースmap
仙人温泉 縦走コース

 タイムコース詳細

10月3日(金)

黒部平8:40−東一ノ越11:20/11:30−一ノ越12:30/12:45−雄山13:35/13:50−大汝山14:10/14:20−別山乗越16:05


10月4日(土)

別山乗越6:05−剣沢小屋6:35−真砂沢出合8:40/9:00−二股10:05/10:20−仙人池ヒュッテ12:45/13:05−仙人温泉14:45


10月5日(日)

仙人温泉5:50−阿曽原9:55/10:15−欅平15:45

 

 10月3日(金) 音もなく忍び寄るロープウェイ

仙人温泉は仙人池ヒュッテと阿曽原の間にあり、ここに来るには山中一泊が必要だ。黒部平でケーブルカーと観光客に別れを告げ、タンボ平を歩き出す。春、空中散歩している時にスキーヤーが滑ってるのを見て、滑るんじゃなくて歩いてみたいと思っていたところだ。木々の紅葉は所々。この程度の彩りだったら万葉歌人は春の方がきれいと詠むだろう。

ロープウェイが音もなく忍び寄り、思わず上空を仰ぐ。足元の草は枯れ色。東一ノ越からは立山西面をトラバースする。このルートは烏帽子から見えたんだよね。けど、あのルートはどこなのか当時は検討もつかなかった。

乗りたいなア
剣岳が静かに聳えています。
剣岳が静かに聳えています。

一ノ越から雄山に登る。観光客が多い。大汝山・富士ノ折立・内蔵助・別山と稜線漫歩し、別山乗越に下りる。剣御前小屋で「あさっては雪が降るよ」といわれた。仙人池からの裏剣の映像がちょうどTV放映されていた。

 10月4日(土) 青空を突き刺すチンネ

剣沢雪渓に沿って下り、平蔵谷の出合で雪面に下りる。アイゼンを履くのは久し振りでワクワクする。雪は固い。陰鬱な形相の長次郎谷を見送り、雪渓のクラックが悪くなったところでアイゼンを脱ぐ。たった12分間だった。

雪渓を見ながら石ころ道を歩く。消えたばかりの雪から春が芽吹き、青々と眩しい。真砂沢と出合ってからも雪の詰まった南俣を下る。やがて吊橋の架かった北俣が合流したところが二股。

三ノ窓雪渓が上空まで伸び、三ノ窓から奇妙な形のチンネが青空を突き刺していた。仙人新道を登る。この新道はですね、三ノ窓雪渓や小窓雪渓が見える霜枯爺のお勧めルート。この山行で最高の景観だった。反対側は見向きもしない針ノ木だ。

仙人池ヒュッテではTVクルーが撮影中だった。ところが「10月4日午後および5日午後のトロッコは乗れません」という張り紙が、水戸黄門の印籠よろしく掲示されていた。サア大変、ドーシヨウ。とにかく仙人温泉まで下らなくちゃ。高巻きの下りは怖い、緊張する。

秋色の平蔵谷
剣沢雪渓を下ります。
剣沢雪渓を下ります。
三の窓雪渓。奥はチンネ。
秘湯 仙人温泉
秘湯 仙人温泉

仙人温泉で早速尋ねてみた。そんな情報はウソだってさ。黒部渓谷鉄道に電話したら怒ってたと。そんなガセネタを流したのはどこのヒト?老い耄れには午前中になんて着けるわけはないでしょ。ところが困った事に、今までの仙人谷左岸の道は廃道になり、07年からルートが替わった。この雲切新道は倍の4時間かかるといわれた。

小屋裏の露天風呂に飛び込む。ホースが大胆に2本。1本は源泉、もう1本は冷水で量は1:1。湯だってきたらいざって水の方へ逃げ、冷えたらお湯の方へお尻でにじり寄るのである。だからトキの経つのも忘れて入っていられる。ただし、写真を撮ったらおっぱいがバッチリ写っていたので、アップは避けた方がいい。正面は遮るもの何もなしで不帰の嶮から白馬へのパノラマが展開する。この開放感、まさに秘湯中の秘湯である。

 10月5日(日) 温泉の谷渡り

10月の春
10月の春

4:30星空の下で風呂に入る。闇の一角を飛行物体が点滅しながら音も無く移動していた。あの光ってるのは唐松小屋でしょうか。女湯も露天とか。仙人谷を渡り、噴煙を挙げる湯元のそばを通る。ここからホースが谷を跨ぎ、まさに温泉の谷渡りだ。仙人温泉小屋の人がタオルを振ってるのが見えた。

確かに道は拓いたばかりで新しいのがわかる。やせ尾根に付けられた鎖も光っていた。道の中央に熊の糞が鎮座していたが、こんなところで出会ったらどうやって逃げようか。

雲切谷は深く、雲切新道の将来は一向に見通しが立たない。ようやく、7:34♪♪あれに見えるは仙人ダムじゃないか。ということは仙人ダムを経由して阿曽原に出る。だから遠いのだ。見えてからも1時間以上かかった。欅平まで、崖の上のポニョ状態が果てしなく続く・・・つづく。

 N.T 記

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