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山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

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松戸山の会

山行記録

 北アルプス(折立から新穂高へ) 


 山名
黒部五郎岳 2839.6m、三俣蓮華岳 2841m、双六岳 2860m、弓折岳 2588.4m
 山行日
2009年08月04日(火)-07日(金)、前夜発
 人数
4名
 コース
8月4日(火)折立−太郎平小屋−薬師峠キャンプ場8月5日(水)薬師峠キャンプ場−太郎平小屋―太郎山−北ノ俣岳−赤木岳−黒部五郎キャンプ場8月6日(木)黒部五朗キャンプ場−三俣蓮華岳−双六岳−双六小屋−弓折岳−鏡平山荘−わさび平テン場8月7日(金)わさび平テン場−新穂高温泉
 費用
池袋−富山¥6500(高速バス回数券)、富山−折立¥3,400(夏バス)、新穂高−平湯温泉¥870(乗合バス)平湯温泉−新宿¥5,030(高速バス回数券)、
食費(含ガス代)¥1,520
 
TAG:北ア,縦走(テント)
 
コースmap
折立〜北ノ俣岳 登山コース

 

 コースタイム詳細

8月4日(火)

折立8:05/8:30−R9:00/9:10−R9:52/10:02−三角点ベンチ10:50/11:10−R12:20/12:40−太郎平小屋14:02/14:15−薬師峠キャンプ場14:35


8月5日(水)

薬師峠キャンプ場5:35−太郎平小屋5:50/6:00−太郎山6:13−R6:50/7:00−標高2,576mポイント7:27−神岡新道分岐7:55/8:05−北ノ俣岳8:17/8:20−赤木岳9:03/9:16−R11:12/11:22−分岐11:55/12:08−黒部五郎岳12:20/12:28−分岐12:33/12:40−R13:09/13:25−R14:18/14:30−黒部五郎キャンプ場14:55


8月6日(木)

黒部五朗キャンプ場5:45−R6:18/6:28−標高2,661mポイント6:37−黒部乗越7:20/7:30−三俣蓮華岳8:10/8:25−双六岳9:55/10:05−双六小屋10:55/11:14−R12:05/12:15−弓折岳分岐12:37−弓折岳12:45/12:50−弓折岳分岐12:57/13:05−鏡平山荘13:40/14:05−R14:45/14:55−わさび平テン場16:50


8月7日(金)

わさび平テン場8:00−新穂高温泉9:05

 

 北ア・折立〜新穂高温泉

黒部五郎岳の山頂
黒部五郎岳の山頂

 4日後に延期

「天気良くないわネ。延期しましょうか」と当日の朝、連絡が入った。バスは4日後しか取れないがナベちゃんが仕事の都合を付けてくれた。これが良運の始まり。

8月3日には東海・北陸地方が2週間遅れの梅雨明け宣言。その夜遅く、みんなして富山行きのバスに乗った。予報官は5日に崩れると不安げに語っていた。帰って気象データを見たらちょうど山行中だけ天気が良かった。

 バス

往路は3列、復路は4列でいずれもトイレ付き。回数券を買うと往復で1410円のお得だよ。なお、折立行きは7/17から運行。

 敦子さんも人の子だった

「吐き気がする」と言う。なんで?「さっき食べた唐揚げかもしれない」と言う。油焼け?水飲んで吐いたらと勧めたが「いらない」と。    

太郎平まであと1時間の辺りでへたり込んでしまった。「ゆっくり行ってネ」と立ち上がったが亀の歩み。ザックが異様にデカイ。肩が凝ったのだと2人が強引にモミモミする。親切ですネ。

悲鳴が上がりオヤッと思われる悦びが混じる。I am Africaってか。密かにオトコと囁かれていた位、強かったのに。ナベちゃんの40リッターと取り替えた。

 デンキブランとジンと焼酎とビール

三俣蓮華岳の山頂
三俣蓮華岳の山頂

薬師峠のテン場は溢れる水と水洗トイレ付の敷金無し。売店も完備だよ。

“レストランATUKO”の本日のメニューはアボガドのサラダとニラ饅頭と、あとは何だった?イタリー料理のニョッキ。苦しいのに次々と砂地のクロス上でこしらえている間、3人ともおとなしく待ちました。ハイ。炊き出しを待ってるホームレスみたいです。

さてサブタイトルに掲げたアルコールはそれぞれ誰が持ってきたものでしょうか?一発で幸せなキブンになりました。

 電気コード

黒部五郎岳分岐への登りがキツイ。なのに自分をいつの間にか抜いたナベちゃんが敦子さんの後ろに付いて2人で軽妙なキャッチボール。これが変!怪!ナベちゃんが機関銃のように打ち出した弾に敦子さんタジタジ。こっちとら苦しくて話すこともできないのに。 

ッタク、こけてケガでもしたらどうしてくれる。「電気コードで結んで・・・・・」云々にとうとう「Oさんまで悪乗りして」と叱られていた。

 チョンボ

やっと分岐に着いた。稜線通しで行くかそれともザックを置いて往復するか鳩首会談。肩が張っていてみんなザックを置きたいに決まってる。で、行って来いになる。

「テッペンまで何分で行けるか掛けようゼ。オレ20分」とナベちゃん。すかさず19分とOさん。後の2人は23分と28分。空身だから早い。

最初は今まで通りの順番で歩いていたが、ピタリ賞はビールに決まったとたん、Oさん走るようにして先頭に踊り出た。

10分経過。時計と山頂を見ながら登る。15分経過。なんとOさんが山頂手前で立ち止まっているではないか。時間調整をしていた。そして予想した時間で到着したのだ。

 お鍋

双六岳の山頂
双六岳の山頂

黒部五郎岳の山頂直下から北東側の全部が削り取られている。あっけにとられながら見ていた。氷河の仕業だ。加賀前田家が鍋岳とも呼んでいたゆえんである。空撮を見ればはっきりわかる。

鍋の縁は長大な馬蹄形をなし、慎重に降りる。黒部源流にこんな巨大な窪地があるなんて。鍋底には至る所に水流がありコバイケイソウの群落が広がっていた。ハイ、ナベちゃんの出番。カメラアングルを惜しげもなく披露してくれた。

 真夏の果実

今朝も4時起床。「・・四六時中も好きと言って。夢の中へ連れて行って・・」サザンが焦がれるように歌ってる。誰の目覚ましかって?誰のでしょうネ。今日8月6日は広島に原爆が落とされた日。

 中心部と周縁部

三俣蓮華岳は北アの中心部にあるので緩やかな顔をしている。南アの間ノ岳もそうだ。それに比べて周縁部は激しく削られて険しい顔貌をしている。

山を均そうという営力がまだ中心部に達していないからだ。周縁の山がだんだん尖り、中心部が削られるのはいつの頃だろうか。

マジメでしょう。

 掲示板

弓折岳の山頂
弓折岳の山頂

「双六岳で掲示板に投稿するの」と楽しみにしていたようで、文案も練っていたようだ。山頂から電波を飛ばしてリアルな情報を画像付きでHPに書き込めるなんて、夢のようだ。

ところが、アンテナが立たなかった。後の2人もドコモでだめ。通話している登山客に聞いたらAUという。

結局、平湯から書き込めたけど、AUで通話中の電話機にドコモを近づけたらアンテナは立つでしょうか?割り当て周波数帯が近い機種だったら、立つと思うが。

 30分で700m

昨日捻った左足首がまだ痛むので朝、O看護師にテーピングしてもらった。しみじみ思った。登りを強くするにはスクワットだって事を。苦手なんだ、ウンチングスタイルが。どうしても身体が折れてしまう。いくら無負荷でといわれても。

彼は30度の人工坂を30分で標高差700mを歩くそうだ。1時間に換算すると1400m登る。Sさんでさえも400mなのに。いくらジムといってもネエ・・・・・。

 N.T.記

 

 北ア(折立〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜新穂高温泉)を縦走して

黒部五郎岳〜新穂高温泉 登山コース
黒部五郎岳〜新穂高温泉 登山コース

折立から黒部五郎岳、三俣蓮華岳を経由して新穂高温泉まで歩いた。昨年の夏にもテントを担いで室堂から薬師岳を越えて折立まで歩いたので長年の念願だった室堂から新穂高温泉までの縦走が完成した次第だ。

今回の縦走は、二日目と三日目の歩程が8時間を超える歩程だったので、体力勝負と覚悟を決めて参加した。一日の行動時間が11時間と言った、ハードな日もあったが、体力的に余裕を残して歩くことが出来た。これは、日頃のトレーニングの成果だと思って、満足して居る。

 8月4日(晴)

今日のコースは、折立から薬師峠のテン場まで、水平距離7kmで平均斜度3度20分、歩程5時間20分である。全体としてなだらかなで歩きやすい道である。

太郎山より高天原方面
五郎沢カール
五郎沢カール

しかし、夜行バスを利用したので睡眠不足のためか、歩き始めの三角点(標高1,870.6m)までが少々きつかった。

折立から三角点までは、高差506mで斜度8度51分を2時間45分かけ樹林帯の中をゆっくりと歩いた。

三角点を通り過ぎると斜度も緩やかになり、開放感に満ちたなだらかな稜線にでる。今まで歩いてきた道を振り返ると、満々と水を貯えた有峰湖が見え、背後の山山の上には、白い雲が上昇気流に任せて湧き上がっていた。

三俣蓮華の分岐
三俣蓮華への縦走路
三俣蓮華への縦走路

今日は、急ぐ行程でもないので所々にあるベンチで休憩をとりながら、のんびりと歩く。途中、鳥ガラス(?)がハイマツの実を器用に口ばしでツッツイテいた。周囲を警戒しながら熱心にハイマツ食べていた。これから繁殖時だろうか? 

いよいよなだらかな太郎山が大きく見てくると太郎平小屋が近くなる。太郎平小屋からは、木道を暫く行くと今日のテン場だ。

 8月5日(晴)

事前の天気予想では、雨模様とあったが良い方に好転したようだ。燦燦とした朝の光を浴びならがテン場を出発。太郎平小屋で天気予想を入手する。降水確率午前30%午後40%とあった。

4日間の縦走なので一日ぐらい雨でも仕方ないか、と覚悟していた…が?? この時には、明後日にワサビ平のテン場で大雨に降られることになる、とは、知らぬが仏だった。

鷲羽岳と高天原
三俣蓮華岳山頂より
三俣蓮華岳山頂より

今日の行程は、黒部五郎岳(2,839.6m)まで6〜7個ピークを越す、と言ったアップダウンの多いコースだ。道は、なだらか稜線に作られていて歩きやすい。

太郎山で今回の縦走で2個目の三角点をゲット。太郎山の山頂からは、薬師岳の影に隠れた太郎小屋の屋根が見えた。そして、大きなカールを従えた薬師岳が透明に澄んだ空気の中で朝日を浴び輝いていた。

なだらかなでうねった様な尾根道をゆっくり登って行くと、太郎平小屋の赤い屋根が点のように見える、と標高2,576mのポイントだ。このポイントをトラバース気味に行くと神岡新道の分岐になる。

稜線上の道の下には、所々に雪渓が点在していて、その分岐からは、右肩を尖らしたような黒部五郎岳(2,839.6m)、その左稜線上には、三俣蓮華岳(2,841.2m)その右隣に双六岳(2,860.3m)。三俣蓮華岳と双六岳の間からは、槍が穂先を覗かせていた。

雪解けしたばかりの道沿いには、チングルマ、コバイケソウ、イワカガミ、キバナシャクナゲ等の花々がその美しさを競うように咲き乱れていた。

北ノ俣岳で3個目の三角点をゲット。そして、赤木岳等の幾つかの小さいなピークを乗越し、2,578mのピークを北側にまいて少し下ると2,550mの鞍部に出る。ここから黒部五郎岳まで高差290m、斜度約15度と言った、かなりキツイ急登である。

鷲羽岳
丸山と双六岳
丸山と双六岳

少し登った2,555mのポイントで休憩を取った後、山頂から60m下にある分岐まで一気に登った。分岐でザックを残置して頂上を目指す。

山頂からの眺望を期待していたが、ガスに覆われていて何も見えない。山頂で4個目の三角点を写真に撮り、早々に下山。強風が予想されたので五郎カールを歩くことにした。

カール内は、見渡す限りコバイケイソウが満開状態で正に雲上の楽園だった。カールに取り囲まれた残雪に日が射して、灰色の岩とコバイケソウ、フーロ等の花々に反射していた。

カールを下りて行くと、岩と雪渓とお花畑で作られた庭園のような所があり、そこでのんびりと時を過す。時折、吹き上げてくる風が頬を通り過ぎて気持ちいい。休憩中には、乙女のように清らかに、カールを流れる水でアイスコーヒーをご馳走になる。

休憩後は、高度を下げながら黙々と黒部五郎小屋を目指す。

 8月6日(晴後雨)

歩程8時間50分の長い一日が始まった。テン場から三俣蓮華岳まで高差592m、平均斜度15度34度を2時間25分かけゆっくり登った。テン場から約200m登ると稜線に飛び出る。夜露に濡れたシャクナゲが一輪岩影でひっそりとたたずんでいた。

前方の三俣蓮華岳の山頂から出たばかりの太陽が、見頃を終えたばかりのチングルマの毛先を照らしてダイヤモンドのように輝いて見えた。後ろを振り向くと、昨日まで歩いてきた黒部五郎岳から太郎平の稜線。そして、翼を広げたような雄大な姿をした薬師岳が続いて見える。

三俣山荘への分岐で休憩後、40分程登ると三俣蓮華岳の山頂に飛び出た。山頂で4個目の三角点をゲット。山頂で360度の眺望を楽しんで居ると、田部井淳子さんがNHK番組の収録のために登頂。一時、山頂が騒然となる。因みに、この放送は、9月23日午前8:30だそうな。

双六岳への縦走路
弓折岳〜笠ヶ岳
弓折岳〜笠ヶ岳

三俣蓮華岳から双六岳までは、大きな牛の背中のように、広くてゆったりとした稜線である。時折、雲が切れると槍の穂先が顔を出す。お花畑が点在していて退屈しなくてよい。

双六岳(2,860.3m)が今回の縦走では、最高峰であるが、「荒城の月」の詩を思い浮かべそうな風景である。双六岳で5個目の三角点をゲット。双六小屋を目指す。

途中急な下りの雪渓を渡る際、落石があったそうなので気をつける。その下りで青色をしたシラネアオイ?があった。珍しい、と言うことなので写真に撮る。

双六小屋で暫く休憩してワサビ平を目指す。弓折岳の分岐まで歩程1時間20分で小さなピークを5個越えて行く。黒百合ベンチ?付近に黒百合が咲いていたが、まだつぼみだった。4個目のピークの手前に大きなお花畑があり、コバイケソウを始め筆禍繚乱状態。

弓折岳の分岐にザックを残置して弓折岳に向かう。弓折岳で6個目の三角点をゲット。空模様が徐々にあやしくなりそうな気配なので早々に引き返す。

雷鳥
雷鳥

鏡平山荘の手前でバケツをヒックリ返したような大雨。急いで小屋に逃げ込む。小降りになったので雨具をつけて小屋を飛び出す。ワサビ平まで歩程2時間40分。全員お疲れモード、しかし、泣いても笑っても歩かなければ着かない。岩が濡れて滑り易い。断続的な大雨で、秩父沢の水が轟音を立てる。

渡渉が心配されたが無事通過できた。あえぐような足取りでようやくワサビ平に到着後、再びバケツを引っくり返したような大雨が歓迎してくれた。

大雨の中、テント設営が大変だと言うので「小屋で素泊まりしょうか?」と意見があったが、布団一枚に付き二名と言うことで小屋泊をギブアップ。小降りになった頃を見計らってテント設営。一安心。後は、宴会のみ。

 8月7日(雨)

テント撤収後、小雨降る左俣林道を過ぎ去った3日間の思い出を語りながら足早に新穂高温泉に向かった。

 O.N.記

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