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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 松戸山の会・奥穂高岳〜テント仲間と登った日本第3の高峰〜 


 山名
奥穂高岳 3190m
 山行日
2010年7月10日(土)〜12日(月) 前夜発
 人数
5名
 コース
上高地−涸沢−奥穂高岳−涸沢−上高地
 費用
下記に記載
 
TAG:北ア,縦走(テント),奥穂高岳,テント教室
 
コースmap
奥穂高岳 登山コース

 

 コ−スタイム詳細

7月9日(金)

松戸18:45/15:52=新宿20:00(あずさ)=松本22:38−ホテルよろずや(泊)


7月10日(土)晴れ

松本4:45(タクシ−)=上高地5:50/6:35−明神7:20/7:30−徳沢8:25/8:35−横尾9:30/9:50−本谷橋10:55/11:00−(R)12:00/12:10−(R)12:50/13:00−涸沢テン場13:10(泊)


7月11日(日)曇り後雨

テン場5:55−(R)7:00/7:10−(R)8:05/8:15−奥穂高山荘8:45/8:50−奥穂高山頂9:35/9:50−奥穂高山荘10:25/10:40−テン場13:20(泊)


7月12日(月)雨

テン場6:15−本谷橋7:50−横尾8:50/9:10−徳沢10:10/11:25−明神12:10/12:20−上高地13:20/14:10−釜トンネル(中の湯)15:10=(タクシ−)=松本18:35(あずさ)=松戸22:00頃着


費用合計 20300−/一人

電車代=9000 ホテル代=2800 タクシー代5800

テン場代=1000 テント使用料500 食料費・その他=1200

 

 9日(金)雨

出発時、新宿乗換えプラットホームで聖路加病院の篠原先生と出会い、先頭のリーダーが、お辞儀をし、自然に「こんにちは」と声が弾む。

娘ごころは山の天気と歌われていますが、あずさの中は雨が激しく降りましたが、松本に着く頃には幸いに、雨も上がり気持ち良く、ホテルよろずやに向かう。

 10日(土)晴れ

早朝、松本からタクシーで上高地へ向かう。思ったより人出が少ない中、身支度を整え、涸沢テン場に向かっていざ出発。人との出会いは不思議なもので、明神を出て梓川の広い河原の見えるところで、反対側より急ぎ足で登山家の田部井さんに良く似た人と出会い、振り返ると帽子に田部井と書かれてあった。

徳沢を過ぎ、梓川沿いの道で、前穂高東面の岩壁を眺めながら横尾に着く。ここからが本格的な登山道に入り、20分も行くと真正面に見える屏風岩は眉を圧してのしかかりじつに壮観である。又登山道にはエンレイソウ、キヌガサソウ、ゴゼンタチバナ、サンカヨウ、レンゲツツジ等の花々が重い荷物を背負って登る我々パーテイを楽しませ、安らぎを与えてくれる。

初日に見ました沢です
涸沢から奥穂高岳の方向
涸沢から奥穂高岳の方向

ジグザグの山道を急登し、樹林帯を抜けると雪渓に出る。行く手に雪を被った涸沢カールが現れ、前穂高と奥穂高の稜線が目に入る。やがてテント場に着く。真夏、紅葉の時期に比べればテントは少ないが、あちこちで、色とりどりのテントが張られ、我々も準備にかかる。

リーダーは管理人に届け出を行い、場所は水はけのよい石の上(少しゴツゴツしていたが)に張る事に決定し、整備し、全員でテントを組み立て、フライを被せ、下が石ですので、ベグは使わず張り綱は石で結わきました。

水を確保し、女性の皆様による夕食準備と平行して楽しい宴が始まる。同じ釜の飯を食べる山の仲間同士、和気あいあい、盛り上がり、明日の奥穂高登頂を目指して英気を養いました。明日の天気は雨の確率50%なんとか登る間は降らないで欲しい事を願いつつ7時頃にはシュラフに入る。

 11日(日)曇り後雨

奥穂高は日本第3位の高峰で北アルプスの雄峰の第一としての貫禄のある山。そこを目指して涸沢小屋の前から取り付き、ガレ場につけられた道を登る。7月中旬というのに、かなりの残雪が有り、途中からアイゼンを装備し雪渓を登る。

ザイテングラードの登りはスリリングな岩稜コースだ。一歩々確実に登って行く。再び雪渓へ出てからは容赦のない急登の連続である。奥穂高と涸沢岳の鞍部(奥穂山荘)まで営々辛苦ひたすら登り、穂高岳山荘に到着。奥穂高岳へは小屋の前を通り、すぐに岩場の登りとなる。

奥穂高岳の山頂
奥穂高岳の山頂
奥穂高岳の山頂
奥穂高岳の山頂
奥穂高から見た前穂高岳
奥穂高から見た前穂高岳

この辺りから強風が吹き出す。ハシゴ、岩等の悪場を慎重に登りきると後は楽な登りになり、右手にジャンダルムの威容を眺めながら、岩の間に続く踏み後を行くと奥穂高岳山頂である。山頂での展望は3年前に登った時にはジャンダルムは霧で見えなかったが、今回は小雨の中はっきり見え、又昨年登った笠ヶ岳の雪化粧が印象的で、心が癒され、別世界を堪能しました。

来た道を引き返すが、気象条件も違っていた。雨足も下るに従い強くなったり、弱くなったりの繰り返しの中、ザイテングラード沿いの勾配ある雪渓の下りに苦戦を強いられる。

6本爪のアイゼンで下るが中々腰が引け、順調に進めない。踵で片足ずつ雪渓に着地させて進んだり、カニのように横歩きをしながら工夫し、少しずつ前進しながら下る。

ジャンヶルムも見えます
テン場から奥穂高岳を
テン場から奥穂高岳を

より雨足が強くなり下った場所から左へトラバースして涸沢小屋へ行くルート、目印のポールを探すのに時間を費やす。ようやく発見し、我が家のテントに13時20分に辿り着く。

到着して周りを見渡すと、昨日、涸沢で張られていた色々なテントはなく、我々のテントのみが鎮座していた。テント内で、雨具類を整理し、ガスバーナーに火をつけ、お湯を沸かし、お酒を飲み、色々なつまみで再びテントの中は談笑が始まる。

テント仲間はいいものである。早めにシュラフに入るが、夜が更けてくるにつれ、風雨強くなる。時折嵐のように雨と強風がテントを叩きつけ、グラリ、グラリ揺らした。その度にテントが変形(天井が頭に近づいたり、横から体を押したり)しながらよく耐えてくれました。又Uさんが再三テントの外に出てテントを固定していただきまして助かりました。

 12日(月)雨

風は治まりましたが、雨が降り続く中、行動食で食事を済ませ、テント内でパッキングをし、靴を履き、外に出てテント撤収し、テン場を6時15分出発。

慎重に雪渓を下り、山道を横尾に向かって下って行く。2日前に登った場所ながら、雨で環境は一転していました。小川は急流と化し、対面の山々を見ると、滝のように水が上から下に流れる光景が目に入る。

涸沢小屋から北穂方面
テン場から眺める常念岳
テン場から眺める常念岳

途中7ヶ所、山道を洪水が横断していましたので慎重に、慎重に渡りきる(内一箇所はザイルを張って全員で協力して渡った)。ようやく横尾に到着し一服して、徳沢に向かう。

徳沢では明神の手前で通行不可の箇所が発生し、1時間待機させられる。その後出発、明神手前での不通箇所は難なく通過(観光客用の待機情報?)1時間ロスしましたが明神からは、より安全な梓川北側ルートで上高地に向かう。

上高地で暖かい食事を取り、本日10時以降バス、タクシーが運行停止になっていますので釜トンネルまで歩き、予約のタクシーに乗り、中の湯でフロに入り汗を流し松本に出て、あずさにて帰路に着く。

 

今回のテント山行に参加する事で、過去に経験してない貴重な体験をし、反省し今後に生かしていきたいと思います。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。

 H.S 記

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