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山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

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松戸山の会

山行記録

 1班 班山行、箱根明神ヶ岳 


 山名
明神ヶ岳 1169.1m、明星ヶ岳 923.9m
 山行日
2011年2月27日(日)
 人数
8人
 コース
宮城野支所−明星ヶ岳−明神ヶ岳−矢倉沢峠−仙石原国道
 費用
交通費:[千代田+小田急 1,240円、バス 770円]×2
 
TAG:伊豆・箱根,ハイキング,明神ヶ岳,班山行
 
コースmap
明星ヶ岳・明神ヶ岳 登山コース

 

 コース詳細

松戸6:02− (千代田線)−代々木上原6:50− (小田急線)−小田原8:23−(バス)−宮城野支所9:10−登山口9:35−明星ヶ岳分岐11:00−明神ヶ岳11:56−火打石山下13:18−矢倉沢峠14:45−仙石原国道下山15:15

 

 宮城野分岐〜明星ヶ岳

低気圧が近づいてはいるが、日中一杯は天気が持つであろう、というのが登山口へ向けて歩き出す前の予測であった。雲の動きはかなり速いが晴天である。

明神岳火内石山間の登山道
明神岳火内石山間の登山道

上ではまだ雪が残っているのではないかと思い軽アイゼンを用意してきたが、明神ヶ岳山頂近くの日蔭に雪解けのぬかるみが多少残っている以外、道は拍子抜けするくらいに乾いていた。-

明星ヶ岳分岐への登り道は、両脇には3Mを越すシノダケ(ハコネダケとも云うらしい)が生い茂り、足元の地面がタケの根でしっかり固まっていて歩き易い。

シノダケと勢力を競っているのがクマザサだ。これも相当丈が高い。見上げる前方の山腹では、まだ裸の落葉樹の稜線の上方でススキが風に揺れている。この山域は嘗て一度裸山であったのを、タケ・ササ・ススキが生い茂り土壌を保護するようになったものであろう。

明星ヶ岳分岐点を通過して間もなく、軽装の若者3人組みがほとんど駆け出さんばかりのハイペースで我々を追い抜いて行った。こちらは、リーダーの先導で終始一貫、変わらぬゆっくりペース。私には大変歩き易い。各ポイントでのコース・タイムもほとんど予定通りに通過した。

明神ヶ岳1179Mの手前、1100Mほどの地点で、シノダケとクマザサに保護された登山道を抜け出て、荒地へ差しかかる。左手、登山道脇の岩がけの先で裸斜面が下方へ広がっている。

途端に、風が強くなった。斜面から吹き上げてくる風でほとんど立っていられない。右側の斜面に叩きつけられそうになる。ストックを堅く握り締めかろうじて体を支える。

剥き出しの裸地から吹き上げてくる砂礫がビシビシ頬を打ち付ける。頭上で雲が飛ぶように走って行く。これが逆に右手の斜面から吹き降ろしてくる風であったらと思うとぞっとした。先ほど我々を追い越していった若者が、今度はバラバラになって、下山してくるのにすれ違った。各人の体力に合わせて避難の下山か?!

強風で誰もいない頂上
頂上で昼食
頂上で昼食

山頂到着時間11:58、ほぼ予定通り。かなり広い平地が広がっているが、岩陰一つ無い剥き出しの裸地で、今は、風が暴れ放題。砂礫と吹き倒されそうな風の勢いとでとても留まっていられない。左前方に見えるクマザサの蔭に走りこんだ。

登山道脇に疎らに喬木が生え、クマザサの下生えがわずかに風を遮っている。同じように避難している数パーティーが昼食を開いていた。寒さを防ぐため、途中、衣類調整で脱いだものを全て着直した。昼食休憩は早々に切り上げて出発することにした。

 明神ヶ岳〜矢倉沢峠〜金時山下山口

矢倉沢峠の方向を目指して西へ回りこんだ途端、ウソのように風が和らいだ。まだ頂上とあまり変わらない1150Mの尾根筋にいるのに、である。

強風で誰もいない頂上
強風で誰もいない頂上

大気にも暖か味が感ぜられる。K氏が、あれは風の通り道だったのだなあ、と呟いた。先ほど走りこんだクマザサの茂みもそうだ。わずか数メートルの距離しか隔たっていないのに、片や草一本生えることを許さぬ裸地で、片やヤセ地の喬木・クマザサながら、植物が育っている。どのような地形条件の差がこの違いを造り出しているのだろう?

矢倉沢峠へ続く途は小さなアップ・ダウンを幾度も繰り返しながら次第に高度を下げている。風はウソのように和らぎ、明神ヶ岳山頂で寒さを防ぐために着込んだ衣類を再び脱ぎながらの山行となった。

途中にある火打石山988Mは、昔、火打石に使う黒曜石を採取したとあったが、これは巻き道をしようと言う事になった。先ほどの体の震えの記憶がまだ残っている状態では、誰が反対しよう。

この辺りから先、矢倉沢峠までずっと、登山道は両脇に3M余りのシノダケがびっしり生い茂り、タケの先端が内側へアーチ状に曲がり込んでいる。文字通りシノダケのアーケードになっている。地面にはタケの落ち葉が積もり、ソフトな絨毯の上を歩いているようだ。タケなのに、滑る感触が無い。不思議に繊細な葉である。夏季であれば、風が通らず蒸し暑い山行になるだろうと思ったが、先ほどの経験の後では、天国の道のようであった。

明神岳火内石山間の登山道
うぐいす茶屋で記念撮影
うぐいす茶屋で記念撮影

矢倉沢峠に建つうぐいす茶屋の廃屋の傍に黒ペンキを塗ったベンチとテーブルが据えられていた。ここで、昼食のやり直しと記念撮影を行った。

あいにく、我々の他には通りかかる登山者が誰もいない。S氏とSLのYさんが交代でシャッターを押した。CLのKさんは、これから向かう仙石原の日帰り温泉施設「せせらぎ」に携帯で連絡をとっている。

この地点より、国道の金時山下山口までは30分の下りであった。あいにく都合の悪いYさんを除き、他は、箱根に来て温泉に入らぬ手は無かろうとばかり、国道沿いを更に15分ほど歩いて「せせらぎ」の湯へ。

 

入浴後は、例の如く、ロビーで缶ビールを開けて一時、酒盛りと談笑。Kさんが用意して来てくださっためずらしい手作りの卵料理の料理方法で話に花が咲いた。「お花摘み」に適した場所の目途と云い、終始一貫したペースづくりと云い、いろいろKさんの気配りが感じられる山行であった。どうもありがとうございました。

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 F.Y さん記、写真:S.Sさん

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