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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 焼石岳〜残雪に覆われる花の百名山〜 


 山名
焼石岳1547.4m
 山行日
2012年6月7日(木)
 人数
2名
 コース
中沼登山口−銀明水−焼石岳−焼石神社−銀明水−中沼登山口
 費用
 
TAG:東北,ハイキング,焼石岳
 
コースmap
焼石岳 中沼コ−ス

 

 コ−スタイム詳細

中沼登山口8:00−(1h50m)−つぶ沼コース分岐9:50−(0h25m)−銀明水10:15/30−(1h05m)−姥石平11:35/45−(0h35m)−焼石岳12:20/25−(1h10m)−姥石平13:35/50−(0h45m)−銀明水避難小屋・銀明水14:35/55−(1h15m)−中沼16:10/15−(0h30m)−中沼登山口16:45

歩程7h35m

 

 中沼登山口〜中沼〜上沼〜銀明水〜焼石岳

花の百名山として知られる焼石岳は山懐に多くの湖沼や湿原を抱き、豊富な雪に恵まれることもあってたくさんの高山植物を楽しむことができる山です。

地元の登山情報を確認すると昨年の秋まで地震の災害復旧工事で通行が禁止されていた尿前林道はすでに雪も消え通行が可能と言います。このため中沼コースの登山口から山頂を目指すことにしました

登山口からはブナの林の中を登る登山道が始まります。しばらく登った所が中沼。ベンチと標柱の立つ一帯は白いガスに包まれていました。

中沼の登山口
雪渓が登山道を覆っています
雪渓が登山道を覆っています

石沼への分岐は標柱が朽ち落ちています。ここは道を右に、木道をたどる湿原はミズバショウとリュウキンカの咲くところです。湿原を黄色に染め上げるリュウキンカの群生は尾瀬の湿原よりも見事でしょうか。

ここからは荒沢に沿った残雪の中の登りです。やがて目の前の視界が開けると雪解け水をたたえる上沼です。若葉色を映す水面の上には山肌に残雪を纏った獅子ヶ鼻岳から横岳の稜線がそびえています。

リュウキンカの咲く中沼の湿原
雪解け水が流れる小さな湿原
雪解け水が流れる小さな湿原
上沼から眺める残雪の獅子ヶ鼻岳と横岳
上沼から眺める残雪の獅子ヶ鼻岳と横岳

上沼からは銀明水へと登って行く登山道には厚く残雪が残っています。木立に付けられた赤いテープが見つからないところもあり登山道を探すのにも一苦労です。沢沿いの道は雪解けが進み、小さなスノーブリッジとなっているところもあります。気を付けなければ雪渓を踏み抜いてしまいそうです。

つぶ沼との道を合わせひと登りで銀明水です。この広場の傍には赤い屋根の銀明水避難小屋がありました。

残雪が覆う沢沿いの道
つぶ沼コースとの分岐点
つぶ沼コースとの分岐点
銀明水の水場
大きな雪渓を姥石平へ
大きな雪渓を姥石平へ

ここからは大きな雪渓を登って行くことになります。雪はかなり腐っているためアイゼンを付けるほどのこともありませんが、重たい雪の登りは結構疲れます。

やがて雪解け水で川のようになった登山道を登って行くと姥石平にたどり着きました。木道が敷かれた一帯はハクサンイチゲやヒナザクラなどの花に覆われたお花畑です。

標柱が建つ姥石平
山頂はガスの中
山頂はガスの中

泉水沼から山頂直下の稜線を登って行きます。山頂が近付くと北からの強い風が吹き抜けていました。1等三角点のある山頂には標柱と小さなケルンがあるだけ、巻き上がるガスで視界は全く期待できません。

 焼石岳〜焼石神社〜姥石平

山頂からは焼石神社を回り姥石平へと戻ることにします。大きな岩の間を下って行くと焼石神社の岩祠、小さな石碑などが祀られていました。小さく下ると道標が建つ分岐点です。左手に道は東成瀬へと向かう道、右手の道は東焼石岳を経て夏湯温泉へと向かう道です。

ここで道を右に、分岐の先には一面に雪渓が広がっていました。稜線に遮られ風は強くないものの巻き上がるガスで視界は良くありません。腐った雪の上ではふみ跡もなかなか見付けることは難しいところです。

焼石神社は大きな岩の下
ふみ跡も見えないガスの中を
ふみ跡も見えないガスの中を
お花畑が広がる姥石平
雪渓をを下って行きます
雪渓をを下って行きます

たどり着いた姥石平の一帯は高山植物の咲くお花畑です。この時期、このお花畑を彩るのはハクサンイチゲ、それにヒナザクラやミヤマシオガマ、ミヤマキンバイなど、これから7月にかけ色とりどりの花が咲くと言います。

 姥石平〜銀明水〜中沼登山口

ここからは往路をたどり中沼登山口に戻ることにします。銀明水の避難小屋で一休みしたのち中沼への道を下って行きます。

銀明水の避難小屋
たどり着いた中沼
たどり着いた中沼

登りでも苦労した沢沿いの道は雪解けが進んでいるようで、雪渓を踏み抜きそうになりながらの下りでした。

登山道には赤いテープにないところも多くまた道標が整備されていない分岐、ガスの中の雪渓歩きや雪渓が緩んだ沢など。1500mほどの山と言いながら東北の山はそれなりに気の抜けない山でした。

 

 焼石岳に咲く花

豊富な雪渓を山肌に残す焼石岳はたくさんの花を楽しむことのできる花の山です。

タニウツギ
タニウツギ
ズダヤクシュ
ズダヤクシュ
ミヤマスミレ
ミヤマスミレ
マイヅルソウ
マイヅルソウ
コミヤマカタバミ
コミヤマカタバミ
ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ
キンコウカ
キンコウカ
ミズバショウ
ミズバショウ

登山口周辺ではミズバショウの葉も大きくなりましたが、中沼ではミズバショウにリュウキンカ、姥石平ではハクサンイチゲや可憐なヒナザクラ、ミヤマシオガマの群生が我々を出迎えてくれます。

ツルキツネノボタン
ツルキツネノボタン
シラネアオイ
シラネアオイ
ツバメオモト
ツバメオモト
エゾノハクサンイチゲ
エゾノハクサンイチゲ
クロミノウグイスカズラ
クロミノウグイスカズラ
エゾノハクサンイチゲ
エゾノハクサンイチゲ
エゾハタザオ
エゾハタザオ
ミヤマシオガマ
ミヤマシオガマ
ミヤマシオガマ
ミヤマシオガマ

姥石平に咲くハクサンイチゲは花柄が短く花茎にもたくさんの毛があるエゾノハクサンイチゲとか。アルプスなどで見慣れたハクサンイチゲとは少し違うようです。

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 I渕 記

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