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山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

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松戸山の会

山行記録

 登山学校雪山教室 北八ヶ岳・天狗岳 


 山名
東天狗岳2625m、西天狗岳2,645.8m
 山行日
2013年1月19日(土)-20日(日)
 人数
CL:W辺、SL:O田、ほか8名
 コース
1月19日(土)渋ノ湯−黒百合平(テン泊)1月20日(日)黒百合平−天狗岳−黒百合平−渋ノ湯
 費用
車関係5,260、テンバ1,000、テント使用料300、食費(ガス代込み)500、合計7,050円
 
TAG:八ヶ岳,雪山・スキー,雪山教室,北八ヶ岳,天狗岳
 
コースmap
天狗岳 登山コ−ス

 

 コ−ス詳細

1月19日(土)

松戸6:00〜渋の湯10:35/11:25〜黒百合平14:00/テント設営―雪訓15:30

1月20日(日)

黒百合平6:15〜東天狗岳7:40/7:50〜西天狗岳8:20/8:40〜黒百合平9:45/10:35〜分岐11:15/11:25〜渋の湯12:00/12:20〜〜松戸16:50

 

 1月19日 渋ノ湯〜黒百合平

僕にとっては2回目の雪山登山であるが、雪山でのテント泊は初めての経験である。参加を決めた後は、テン場の黒百合ヒュッテのHPと天狗岳の天気を時々チェックしていた。

黒百合ヒュッテ前で
黒百合ヒュッテ前で

寒波と重なれば−20度以下になり、平常でも−15度になる場所でのテント泊は、期待と不安が入り混じりながらも、とにかくワクワク感でいっぱいであった。寒がりの僕は、快適睡眠温度が−16度で使用可能温度が−31度までのシュラフ(モンベル#0)を準備しての参加である。

それにダウンジャケットにダウンパンツ・替えの手袋・多めの予備食・予備のテルモスまで入れた75リットルのザックは17.5kgとなっていた。重量に耐える体力も心配だが、持たなくても心配だし・・・典型的な初心者の過剰装備であろう。更に集合時にお借りしたスコップと共同装備の食糧とテントポールを加えると20kg位になっていたと思われる。

今回は、山小屋泊の4人とテント泊6名の混合パーティである。山小屋組はザックも小さく軽快な足取りであるが、テント組は大きくて重たいザックに喘ぎながらの登山である。

しかし、一人だけ例外の人物がいた。敦子CLである。テント装備の重厚なザックながらも快調な足取りで先頭を歩く。「男勝り」とは彼女の為にある言葉であると確信した。(*辞書を引いてみると 男勝り=粘り強く信頼できる女性 とありましたので念のため)

雲海の中からご来光が・・・
雲海の中からご来光が・・・

雪山でテントを張るには、テントより一回り大きく雪を掘り、平らに踏み固める事から始めなければならない。しかし、雪質がサラサラで踏んでも固まらないので時間がかかる。引き綱を固定するペグは、割り箸を十字にして雪に埋め込むのだが、これもよほど深く埋めないと外れてしまう。雪山は何から何まで体力勝負である。

テントを張り終わって、いよいよメインイベントの雪山教室の開始である。唯一、雪山初心者の僕の為の教室であったと言っても過言ではない。キックステップやトラバース・方向転換を教えて頂いたが、雪が深かったので途中からはラッセルになってしまった。

雪中キャンプは、雪をテントの中に持ち込まないように細心の注意が必要である。ブラシで荷物や体の雪を払ってからテントの中に入る。そして一番の楽しみ「乾杯」となった。

ここでも絶好調の敦子CLが主役である。結婚のエピソードやら、赤裸々な告白やら、僕にはここで文章にする勇気は無いので、聞きたい方は是非とも敦子CLのテント泊山行への参加をお勧めする。その際は、少し多めの焼酎を持参にて・・・(笑)

 1月20日 黒百合平〜天狗岳

朝焼けの中を登る
朝焼けの中を登る

5:00に起床して黒百合ヒュッテの玄関先の温度計を見ると−18度を指していた。しかし、テントの中は意外と暖かく、驚くほどであった。僕はダウンジャケットを着込み、ウールの靴下の上にダウンのテントシューズを履いてフル装備でシュラフに潜り込んだのだが、夜中に脱いで素足の下着姿となっていたのである。しかし、これが暑さの為なのか、お酒のせいなのか、敦子CLの刺激的な話のせいなのかは定かではない。(笑)

朝は暗いうちからヘッデンを点けて天狗岳を目指す。森林限界を超えると一気に見晴らしが良くなり、美しい雲海に見とれ、バッチリなご来光も感動的であった。

しかし稜線に出ると一気に風が強くなり、注意しないと吹き飛ばされそうであった。最大風速は15m以上と思われる。だとすると体感温度は−30度以下になる。目出し帽を被るが、出ている部分は寒さで痛くなる。

凍傷という言葉が頭をかすめる。ゴーグルをすれば良いのだが、目出し帽を被った時に、吐息でメガネが曇り、更にその曇りが凍って視界が効かない状態になったこともあり、躊躇せざるを得なかった。今後の課題である。

360°展望の西天狗岳山頂
360°展望の西天狗岳山頂

東天狗岳と西天狗岳の両方の登頂を達成して、幸せ感いっぱいの山行である。この時期に東だけでなく西まで行けたのはラッキーな事だと教えられた。

僕は車の運転を敦子CLと今村さんにまかせっきりで、しかも帰りの車の中では不覚にも寝入ってしまった。同じ条件での山行なのに、反省しなければならない。

雪山はおろか山自体に初心者の私が、雪山テント泊を楽しく無事に過ごせたのも、同行のベテランの皆様方のお陰と、この場をお借りして感謝を申し上げる。

それにしても帰宅して2日目になるというのに、体がギシギシいって動きづらい。まだまだ鍛え方が足りないのだ。精進を重ねて目指せ!「敦子勝り」

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 S井 記

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