Topimg

山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

homeBtn 会員専用Btn BlogBtn BackBtn

松戸山の会

山行記録

 南八ヶ岳 硫黄岳・横岳 


 山名
硫黄岳2760m、横岳2829m
 山行日
2013年2月9日(土)〜10日(日)
 人数
L:W辺ほか7名
 コース
2月9日(土)美濃戸口−赤岳鉱泉(テン泊・小屋泊)2月10日(日)赤岳鉱泉−硫黄岳−横岳−赤岳鉱泉−美濃戸口
 費用
車一人4,675円、食費・ガス600円、駐車料金1台2,000円、テン場代1人1,000円、テント使用料300円
合計(通信費込み)1人7,300円
 
TAG:八ヶ岳,雪山・スキー,硫黄岳,横岳
 
コースmap
横岳 登山コ−ス

 コースタイム詳細

2月9日(土) 美濃戸口から赤岳鉱泉

松戸出発6:00、美濃戸口着−美濃戸駐車場10:45発−堰堤広場11:50−赤岳鉱泉13:10着/テント設営(泊)


2月10日(日) 硫黄岳〜横岳

赤岳鉱泉発6:55−赤岩の頭8:55−硫黄岳9:25−横岳11:15−硫黄岳12:15−赤岳鉱泉13:25/テント撤収14:30発−堰堤広場15:05−美濃戸駐車場15:50/16:00−美濃戸口16:40発=乗車=もみの湯16:50/17:50=双葉PA=石川PA=松戸23:00着


 今回、硫黄に行く機会を

 

会に入会して初めての雪山登山が硫黄岳でした。あの時は硫黄岳で引き返しましたが他の人達は横岳まで行きました。買ったばかりの冬靴、アイゼン、ゴーグル、グローブ。雪の事など全く分からずただ硫黄岳の頂上の凄さとその先に広がる景色を見ながら早く追いつきたいと数年前の自分は思っていました。

今回、硫黄に行く機会を頂き出来ればその先まで進んでみたいと心の中で思っていたので横岳の頂上に立てた事は本当に達成感のあることでした。

メンバーの体調、様子次第では硫黄から引き返すという計画だったので、時間や風から考えておそらく敦子さんは引き返すと決断するだろうと予想していたのですが横岳に行く事になり強風の中8名で出発しました。

数年前に骨折してから足首が弱くなっているので、アイゼンで岩の上を歩くと足首をひねりやすく他の人よりも慎重に歩くよう心掛けながら進みました。

歩みを進めるほどに風が強くなります。雨具でごまかしながら雪山登っているので風は芯から冷えます。目出帽で隠れていない場所は針を刺したように痛くなり凍傷になるのではと心配になりました。

途中でS藤さんが引き返すことになりK田さんがそれに付き添うという事で6名で進むことになりました。風はさらに強くなります。雲は吹き消されて一つもなく景色はとても素晴らしいものでした。

赤岳が輝いています。高度が上がるにつれて非常に険しくなってきました。落ちたらかなりの場所もあります。横岳頂上直下の鎖場まで来ると身がすくむような場所がありました。

 

ここでY田さん達は引き返すことになり、敦子さんとY田さんと自分の3名で鎖場に取付きました。鎖の上に鉄の梯子がありそこがもの凄く怖かったです。それをなんとかやり過ごして念願の横岳頂上に到着です。

吉田さんが「この先に進むともっと険しい」と言っていました。その言葉を聞いて数年前に硫黄で感じた自分の能力を越えた世界をその先に広がる景色に感じました。いつか今よりも成長してこの場所から先に進んでみたいと思います。

硫黄へ戻るころには風は大変なことになっていて飛ばされて2回転を2回することになりました。風が強すぎて歩けない状態です。少しづつ前進しますが風は弱くなる様子がなく、停滞していればきっと身動きできなくなっていたと思います。

時間をかけて硫黄を降りると風も収まり素晴らしい景色だけが残りました。途中で皆と合流して赤岳鉱泉に戻りました。

雪山登山はまだ道具も揃っていない程の初心者ですがこれからもっと本格的にやってみたいです。先日冬靴のソールを張り替えしてみました。新しくなった冬靴を履くだけで楽しい気持ちになります。今度ソールを張り替える頃にはどんな山に登っているのか今は想像出来ないですがどれだけ成長出来るか楽しみです。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。

 I村 記

 

 山登り以外の部分で印象的だったことを

困った。敦子さんから、硫黄岳登頂後の部分は今村さんが書くので、私は硫黄岳登頂までの感想を書くように言われたものの、硫黄岳登頂後〜横岳の印象の方が強烈すぎて、硫黄岳までの前半部分については何も浮かばない。

なので、今回は山登り以外の部分で印象的だったことを3つ挙げてみたい。

 

 その1 敦子さんの山ごはん

今回、みなさんがテント泊でがんばる中、私と斎藤ちずえさんの2人は小屋泊で参加した。泊まる小屋は赤岳鉱泉。山小屋で食べるごはんが大好きな私は、今回の山行もほとんど赤岳鉱泉の「ステーキディナー」の噂につられて参加したようなものであった。が、当日、小屋組もテントで食べる計画になっていることがわかり、がーん。。。山小屋の受付に掲げられた「本日のメニュー:ビーフシチュー、ポトフ」の献立は正直、もう見せないでほしかった。

しかし、敦子さんが作ってくれた夕食もなかなかだった。この日のメニューは、ごまだれサラダ風棒棒鶏、高野豆腐、野菜スープと、大豆たんぱく、野菜たっぷりの超ヘルシーメニュー。

前の週、風邪をひいたり、仕事が忙しかったりして、食生活がほぼコンビニ依存体質になっていた私には、貴重なビタミン補給の機会でありました。まさか山でこんなちゃんとしたごはんが食べられるとは思いもよらなかった。敦子さん、ごちそうさまでした。

 その2 テント泊組のナゾ

私は小屋泊だったので実際には見ていないのだが、あの狭いテントの中で、6人もの人間が、ガス、コッヘルなどのこまごまとした調理器具からシュラフ、マットなどの大物までの道具を広げたり、くるくるまるめてしまったりというのは、一体どうやっているのだろう?

 

しかも、似たような道具や衣類が狭いテント内に所狭しと広がる中(想像)、他人の物を間違って自分のザックにしまってしまうこともなく、忘れ物や失くしものをすることもなく、ものすごい短時間でセッティング&撤収作業をやってのける。

他方、小屋組はと言えば、この2日間ずっと「スパッツがない!」、「オーバーグローブが消えた!(泣)」、「I-phoneがない!」、「これからつけなきゃいけないアイゼン、しまっちゃった(驚)」…などとやっていて、ついぞテント組に勝てたことがなかった。

私はこれでも旅行のときなどには、わりと準備は早い方で、いつも友達に待たされる側なのだが・・・。

テント泊は、あの重い荷物を背負って山を登るのもハードルが高いが、狭いテントの中でこれだけたくさんの荷物を短時間で広げて、片づけるなんてことが一体どうやったらできるのか、本当にナゾである。

 その3 集団行動か、自分の安全か。

今回、私はこの問題には本当に悩んでしまった。横岳に向かう途中、ずっと考えていたのもこのことだった。集団行動を乱さないように自分の状況を我慢するか、集団行動を乱してでも自分の安全確保を優先すべきか。もちろん、自分の安全も確保しつつ、他のメンバーにちゃんとついていけるのが一番いいに決まっているが、それができないのがヘタレのつらいところでもある。

今回、私は横岳に向かう途中で力尽きてしまい、結局、横岳山頂直下の岩場の手前で、本来山頂に立てるはずだったT葉さんを巻き込んで撤退した。

「無理です」と口に出すまでには、この中では若い部類のはずなのにというヘンなプライドやら、迷惑をかけるかもとか、なんだかわかんないけどそんなこと言っちゃいけないんじゃなかろうかとか、いろいろな考えが頭の中をめぐった。

しかし、無理をして何かあった場合にはさらに他のメンバーに迷惑をかけることになる。みんなががんばっているのに「無理です」なんて私だって言いたくはないけど、実力がない以上は、とりあえず他の人にかかる迷惑まで心配するのはあきらめて、最低限、自分の体調と安全については責任を持つのがヘタレなりの責任の果たし方だと思う。

今回、初の雪山で、雪景色がきれいだったとか、日常ではありえない寒さや強風にさらされたりといったことももちろん貴重な体験ではあるが、正直なところ、自分の中でこのスタンスが決まったことが、今回参加した最大の収穫だと思っている。

写真をクリックすると大きな写真を表示します。

 Y田 記

 山行記の訪問者数 今月:6件 累計:624件

≪お知らせ・関連する山行記≫

≪お知らせ≫

会の紹介 松戸山の会の紹介です。約100名の仲間が関・・・

会員募集 これから始める初心者さんも、経験豊富なベ・・・


≪関連する山行記≫

雪山教室NO.9 南八ヶ岳・赤岳 14年4月12日-13日 美濃戸口から入山し行者小屋で幕営、明日の・・・

雪山教室 八ヶ岳:硫黄岳〜横岳 14年3月8-9日 谷川岳を予定して雪山教室はこの時期として・・・

雪山教室 八ヶ岳:硫黄岳〜横岳 14年3月8-9日 雪山教室、赤岳鉱泉のテン場にテントを張っ・・・

6月の八ヶ岳テント泊 13年6月8-9日 登山学校のテント教室で赤岳に登りました。・・・

八ヶ岳・赤岳〜横岳〜硫黄岳縦走 13年6月8-9日 めずらしいツクモ草が見られる八ヶ岳の稜線・・・

八ヶ岳 阿弥陀岳南稜 13年3月23-24日 八ヶ岳の阿弥陀岳南稜への冬山山行です。P1・・・

硫黄岳・横岳 13年2月9-10日 赤岳鉱泉から厳寒期の硫黄岳、横岳に登りま・・・

登山学校雪山教室 北八ヶ岳・天狗岳 13年1月19-20日 登山教室は北八ヶ岳の天狗岳です。黒百合平・・・