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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 残雪と春の花〜焼石岳〜 


 山名
焼石岳1547.9m
 山行日
2013年6月22日(土)-23日(日)
 人数
4人
 コース
中沼登山口〜銀明水避難小屋(泊)〜焼石岳〜焼石神社〜姥平〜銀明水避難小屋〜中沼登山口
 費用
JR(新幹線)往復12,480×2=24,960、タクシー代往復18,200÷4=4,550、共同食・ガス1,200÷4=300、合計(通信費込み)1人29,960円
 
TAG:東北,縦走(小屋),焼石岳,避難小屋伯
 
コースmap
焼石岳 登山コース

 

 コースタイム

6/22(土) 松戸6:25=上野7:22=水沢江刺9:46/10:00=タクシー=中沼登山口11:00/11:25―中沼12:15―上沼12:45−稜線分岐13:35−銀明水避難小屋14:05着(泊)

6/23(日) 銀明水避難小屋発6:20 ―姥石平7:30/7:40―焼石岳8:10―焼石神社8:45/8:55−東焼石岳分岐9:40/9:50−姥石平10:10−銀明水避難小屋11:00/11:30発−稜線分岐11:50−上沼12:15−中沼12:40−登山口13:10着/13:30発=タクシー乗車=水沢江刺14:30/15:43=上野=松戸18:50着

 

 6月22日(土)

登山口にて
登山口にて

花の山として名高い焼石岳に花の最盛期に登る計画に申し込み、わくわくして当日を迎える。

新幹線の水沢江刺駅からタクシーで中沼登山口まで入る。登山口は鳥がさえずり新緑が瑞々しくさわやかな風がわたっていた。ここで昼食を済ませ、いよいよ登山開始。歩き出しから登山道に水がちょろちょろ流れていて泥はねを気にしながら進む。

30分程で中沼が見えてきた。風で沼にさざなみがたち山の影がうつる様は見られなかったが、焼石連山を背景にした沼の景色は十分見ごたえがある。

コバイケイソウの群落
コバイケイソウの群落

「山がホルスタイン模様ね。」などといいながら景色を楽しむ。上沼につくと「わ〜すごい!」と思わず歓声があがる。腰ほどの高さの白い花が数え切れないほどたくさん木道の両脇に咲いていたのだ。小ぶりのコバイケイソウの群落だった。

3〜4年に一度ぐらいしか咲かないと言われているコバイケイソウだが今年が当たり年のようで、一輪一輪に真っ白な清楚な小さい花をビッシリつけ、あたりを埋め尽くしている様には目をうばわれた。湿地帯には15センチぐらいの背丈の水芭蕉の群落も次々に現れる。このくらい小さいと艶やかな緑の葉と白い花のコントラストが引き立ち、可憐でとてもかわいい。

鮮やかな黄色のリュウキンカの群落もまじり、所々には薄紫のシラネアオイも咲いていた。焼石岳はさすが花の山だと実感した。

お願い!崩れないでっ
お願い!崩れないでっ

上沼を過ぎると残雪が両脇にひんぱんに現れ木道と残雪の上を交互に歩くようになる。そのうち沢沿いの道が水の量が増してきて川の中を進むようになり、飛び石を渡っていく悪路と化す。時には今にも崩れそうな雪の上を歩かなければならず、ドキドキ、ヒヤヒヤの連続だった。木道も腐っているところが何箇所もあった。

長い雪渓を何本か越すと本日の宿、銀明水避難小屋が見えた。登山道が多量の残雪のために昨年の秋に来たときとは全く違う状況となり、思わぬ緊張を強いられただけに、小屋に無事に着いたときは本当にほっとした。今日の行程はここまで。

まだ2時ちょっとすぎだったので、まずはコーヒータイムで一息つく。それからはワインとおつまみでお楽しみコースが始まり、夕食と続く。いつもと変わらず、、、ではなく今回は食事計画もリーダーが担当してくれたのです。無水米で炊いてくれたご飯は少しおこげのあるとてもおいしいご飯。その熱々の炊き立てご飯にたっぷりとマーボーどうふをかけ「いただきま〜す」。朝も野菜豊富なラーメンを作ってくれた。感謝感謝です。でもリーダーに食担をけして強要したわけではないですよ。メンバーの顔ぶれをみて勝手に誤解しないでね。断熱の良い小屋は暖かく、ほろ酔い気分で幸せな眠りにつく。

 Y田 (記)

 

 6月23日(日)

霧の焼け石岳山頂で
霧の焼け石岳山頂で

前日に引き続き朝食もリーダーがラーメンを作ってくれて、またまた幸せ気分で一日が始まりました。昨日より今日の方が天気が良いとの予報にもかかわらず、怪しい天気で濃い霧の中、雨具を着て今後の天気の回復を期待して出発しました。

森の中にひっそりと屋根だけが樹間から顔を出しているこの銀明水小屋は、小屋前の雪渓で足元に気をとられたりしていると、うっかり見落として通り過ぎてしまいそうです。

さらに2つほどの雪渓を越えて行くと、道端には、キバナノコマノツメ・ミヤマシオガマなどがちらほら目立つようになってきました。姥石平あたりからハクサンイチゲ・チングルマ・ホソバイワベンケイなどが多くなってきて、お花畑っぽくなってくるので、思わず足を止めて見入ってしまうことも度々でした。

一登りで焼け石岳頂上に着きました。眼鏡が霧で曇って見えないリーダーは、帰ろうよオーラーを目一杯出していましたが、私たち三人は「行きたーい!」と、一周することにしました。

焼け石神社への道は大岩ゴロゴロで穴があきーの、私の苦手な道でした。神社へ着きほっとしたのもつかの間、ここから先が、まさかこんなに悪い道だとは・・・。

チングルマの前で
チングルマの前で

笹が腰まで覆い、上から見ると道が無いように見えたり、段差がわからなかったり、降りたところが泥沼だったり(リーダーが「わっ、田んぼだ!」と何回も叫んでいました。)トラバースの踏み跡を外すと谷に落ちそうになったり、見えないだけに気の抜けない道でした。

そんな道も終わりに近づくと、ミネザクラ(?)とムラサキヤシオの大共演で、思わず「きれい!」と足を止めてしまう場面もありました。

道は平坦になり、いちめんのお花畑が現れました。ハクサンイチゲがベースを成して、ミツガシワ・ワタスゲ・ムシトリスミレ・ハクサンチドリ・ミヤマシオガマなどが彩りをそえています。

今回初めて見て感動したのは、ユキワリコザクラとヒナザクラでした。どちらもたいへんかわいらしい花でした。

帰りは早いよエッサホイサッサ
帰りは早いよエッサホイサッサ

東焼け石岳分岐から姥石平に出て、荷物を置いてある小屋に戻りました。

銀明水の小屋の中は休憩している人であふれんばかりで、昨日来る途中にすれ違った人が口々に、「小屋泊まり?小屋は満員だよ。」と、言っていた意味がわかりました。

行きには気付かなかった、タムシバをみることができたり、絵葉書のような中沼の景色も堪能して帰りました。

下山はなぜか急がされ、なぜか新幹線の発車時刻一時間以上前に駅に到着させられ、なぜかひとり三角点探しに行ってしまうリーダーでした。

 O澤

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