Topimg

山行記録

~公開山行や個人山行の記録~

homeBtn 会員専用Btn BlogBtn BackBtn

松戸山の会

山行記録

 花と雪渓の山・あこがれの白馬岳へ 


 山名
白馬岳2932.2m、小蓮華岳2769m、白馬乗鞍岳2436.4m
 山行日
2013年7月26日(金)〜28日(日)
 人数
6人
 コース
7月26日:猿倉−白馬岳頂上小屋(泊)、7月27日:頂上小屋−白馬岳−白馬大池−栂池
 費用
合計 32,170円/1人
 
TAG:北ア,縦走(小屋),白馬岳
 
コースmap
白馬岳

 

 コースタイム

1日目

松戸=新宿=(特急あずさ利用)=松本=信濃大町=白馬(白馬ハイランドホテル泊)

2日目

白馬6:20(タクシー利用)−猿倉6:40/7:10−白馬尻8:15/8:30―アイゼン装着−9:00−葱平(休憩)11:00/11:30−小雪渓12:10ー白馬頂上宿舎13:50(白馬頂上宿舎泊)

3日目

白馬頂上宿舎6:50−白馬岳山頂7:40/7:50−三国境8:30/8:40−小蓮華岳9:25/9:35−白馬大池11:30/11:50―乗鞍岳12:35/12:45―栂池自然管理事務所15:10−栂池16:10/16:20−白馬16:35/18:08−松戸23:30

費用の詳細

あずさ回数券利用 5,760円(片道)×2=11,520円/1人

宿泊:白馬ハイランドホテル 6,830円/1人、白馬頂上宿舎 9,000円/1人

タクシー代 約2,400円/1人(白馬〜猿倉4,180円÷3人、栂池〜白馬3,000円÷3)

ゴンドラ代 1,720円 風呂代 450円 雑費540円

 

 プロローグ

早々に梅雨明け宣言が出たとはいえ、あちこちで集中豪雨やら梅雨前線の停滞が続き、関東でもまるで熱帯のようなスコールが降る今日この頃。

7月になってから、私と山の天気との勝負は2敗1分とふるわない。しかし、今回の白馬岳山行のメンバーには「雨具を着たことがない晴女」E原さんがいる。どうやら雨女と思しきK藤・Y田組(2人とも7月初旬の燕岳で大雨に遭遇)の雨女パワーを退けて、今度こそ花の稜線&雲上散歩を楽しむことができるのか?

また今回は、ちずゑさんの職場の同僚・T治さんがメンバーに加わった。なんでもT治さんは、登山は昔登った富士登山以来であるものの、この山行に参加するために、ちずゑさんの指導の下、筑波山と丹沢で練習を積み、無事合格して白馬岳山行参加に至ったとのこと。

今回は、白馬はもう何度も登っているというちずゑさん、E原さん、知八子さん、白馬岳は初めてのK藤さん、T治さん、Y田の女性6人で白馬岳に向かった。

 2日目:猿倉〜白馬大雪渓〜頂上山荘

雲がとれて青空が見えてきた♪
雲がとれて青空が見えてきた♪

この日の天気予報は、曇りのち雨。曇り空の下、登山口のある猿倉から1時間ほど歩くと白馬尻に到着。白馬尻を過ぎると間もなく雪渓が始まった。

今年は春にも大量の雪が降ったため、例年に比べて残っている雪の量が多いこと、そして大きなクレバスがあちこちにできているのが特徴らしい。雪渓の途中で軽アイゼンを装着すると、涼しくて快適な雪渓歩きが始まる。雪はしまっており、アイゼンがよくきく。

たのし〜い!・・かったためか、先にアイゼン装着を終えたK藤さんは、ただ待っていると寒いので少し歩きながら"ゆっくり組"を待つはずが、ずんずん先に進んでしまい、とうとう見えなくなった。

雪渓の最初の切れ目を少し過ぎたあたりでK藤さんと無事合流し、ちずゑさんが隊列を仕切り直した。E原さんをトップに、K藤さん、T治さん、ちずえさん、私、知八子さんの順番でざくざく進む。

雪渓を順調に登っていくと、ガスも消え、重くたれこめていた雲の切れ間から青空が顔をのぞかせる。E原さんの晴女パワーがきいたかも!

しかし、途中、T治さんが「足が重くて上がらない」と言い始めた。ちずゑさんがT治さんの荷物の一部を分担する。

白馬大雪渓にて。
白馬大雪渓にて。

大雪渓も無事に登り終え、葱平でお昼休憩。T治さんは、少しだけ食べて、あとはもう何も食べたくないと言ってぐったりしている。もしや高山病・・?でも、何も食べたくないという割には、「私はこれで元気を出すの」と言って赤い口紅を塗っている。その姿に、「この人、まだまだ大丈夫」と思ったというE原さん。

再び歩き始め、もう一つの雪渓、小雪渓を歩き始めた途端、ポツリ、ポツリと降り出した雨は、あっという間に大粒に。小雪渓は長い距離ではないものの、雪渓歩きの真最中に雨に降ってこられたらどうにもできない。

結局、ずぶ濡れになりながら小雪渓を渡り終え、そこでようやく雨具を着た。くっそー、ここまで濡れて、今さら雨具を着て何になる?しかも、しばらくすると、パリパリ、ゴロゴロと雷も鳴り出した。

・・とはいえ、目の前に広がる花畑にはみとれずにいられなかった。ミヤマキンポウゲにハクサンイチゲ、クルマユリ、イワオウギ、シナノキンバイ・・斜面一面が全部、花で埋め尽くされている。雨に濡れて鮮やかさを増す緑。きれー!すっごい。かっこいい〜!雨の中、歩きながらカメラのシャッターを切り続ける私。しかも、隊列がしょっちゅう止まるので、写真も撮りやすい・・・ん?

コバイケイソウの花畑をバックに♪
コバイケイソウの花畑をバックに♪

「T治さん、荷物おろして!私、持つから。」と、ちずゑさんの声。さっき雨のあたらない岩場の陰で、T治さんの荷物をさらに減らして知八子さんと私も分担したが、それでもT治さんの足が進まないようだ。

T治さんよりも前を歩いていたE原さん、K藤さんは先に行ってしまって既に姿はない。そのため、ちずえさん、知八子さん、私でT治さんのザックをもってあがることになった。

しかし、T治さんのザックは中身を減らしてかなり軽くなったはずなのに、片方の肩にかけるとうまく安定せずに落ちてくる。前に背負うと今度は足元が見えない。軽いザックが1こ増えただけなのに、なんだかすごい息が切れる。

「ね、荷物が増えただけで息がきれるでしょ?荷物が重いってこういうことなのよ。」と知八子さん。本当にそのとおり・・。しかし、ちずゑさんがザックを逆さまにして右肩にかけてみるとザックは安定し、そのままずっとちずゑさんが担いだまま無事小屋に到着した。ちずゑさんのザックも、ロープ7点セット、ツェルトなどの「リーダーグッズ」が入って相当重いのに・・ちずゑさんの根性に脱帽である。

 3日目:白馬頂上宿舎〜白馬岳山頂〜乗鞍岳〜栂池自然園

雲が取れて稜線が見えた。
雲が取れて稜線が見えた。

この日の予報は、曇りのち晴れで降水確率はゼロ。なので、雨具はザックの奥にしまいこみ、すっかり晴れ仕様♪・・にしたのに、出かけようとして外を見ると、なんとまた大雨が降っているではないか!再び雨仕様に変更し、1時間ほど様子を見て、雨が大方やんだところで出発した。

・・とはいえ、やはりガスガスである。この状況では、雨がやんでくれているだけでもありがたいと思わなければならないが、白馬岳山頂、展望なし。三国境、展望なし。小蓮華山のあたりからは、すこーし雲がとれてきたが、すぐにまた雲がかかってしまう「チラ見せ」状態が続く。

それでも、白馬大池の少し手前からは、かなり雲がとれ、白馬大池に続く稜線が全部見える状態に。みなみらんぼうさんの「らんぼう隊」とすれちがったのもこのあたりだった。

しかしその後、乗鞍岳の少し手前から再び雨!晴れの予報だったのに、もうどーして?!

雨の中、乗鞍岳から再び急斜面の雪渓を下り、大きな岩と雪のミックスルートもどうにかやりすごす。ゆっくり、ゆっくり・・「ブヨ被害多発エリア」も無事に抜け、ゴールである栂池自然園についたころにはすっかり雨が上がり、青い空が見えていたのでありました(今頃かい!)。

 エピローグ

初めての白馬岳は、確かにお天気や展望には恵まれなかった。一度来ただけで、最高の景色が見られるなんて思うなよ、という神様の計らい・・ということもあるかもしれない。

しかし、高山植物は花の種類、花の数ともにベストシーズンで、たとえ大雨の中、雷がなっていたとしても、登りながら、すごい!キレイ!・・と、何度も何度も声に出して言わずにはいられなかった(ボキャブラリーが貧困すぎるのが惜しい・・)。

 Y田 (記)

写真をクリックすると大きな写真を表示します。

 山行記の訪問者数 今月:8件 累計:803件

≪お知らせ・関連する山行記≫

≪お知らせ≫

会の紹介 松戸山の会の紹介です。約100名の仲間が関・・・

会員募集 これから始める初心者さんも、経験豊富なベ・・・


≪関連する山行記≫

北ア 薬師岳・黒部五郎岳 17年7月30日-8月2日 

北ア 黒部渓谷下ノ廊下 16年10月07日-08日 

北ア 大キレット 16年10月3日-5日 

大雪渓から白馬岳、そして栂池へ 15年8月1日-2日 

白馬三山縦走 15年8月1日~2日 

夏合宿 唐松岳~白馬岳~栂池 15年7月31日~8月2日 

紅葉の涸沢 14年10月4-5日 紅葉の真っ最中の涸沢です。紅葉とテントと・・・

ジャンダルム 14年9月14日-16日 岩場だらけのジャンダルムを越え

標高100山 龍王岳、真砂岳 14年9月12-14日 標高100山の最後は立山