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山行記録

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松戸山の会

山行記録

 早秋の穂高を歩く 前穂高岳・奥穂高岳 


 山名
前穂高岳 3,090.2m、奥穂高岳 3,190m
 山行日
2013年9月21日(土)−23日(月)
 人数
CL:W辺、SL:T葉、I塚、Y元、O越、Y田
 コース
上高地〜岳沢(テン泊)〜紀美子平〜前穂高岳〜紀美子平〜奥穂高岳〜奥穂高山荘〜涸沢〜横尾(テン泊)〜上高地
 費用
車代3,870円、高速代1,170円、テン場代1,000円(2泊)、タクシー代2,000円(往復)、テント使用料300円、食材費800円 計 9,140円
 
TAG:北ア,縦走(テント),前穂高岳,奥穂高岳,縦走
 
コースmap
前穂高岳・奥穂高岳 登山コース

 

 コースタイム

21日(土)

松戸0600==沢渡1310/1315=(タクシー)=上高地1340/1400〜1645岳沢テン場

22日(日)

岳沢テン場0535−紀美子平0850−前穂高岳0925/0945−紀美子平1015/1030-奥穂高岳1225/1240-(渋滞)-穂高岳山荘1410/1420-涸沢ヒュッテ1620/1635-本谷橋1820-横尾テン場1930

23日(月)

横尾テン場0630−徳沢0725/0735−明神0825/0835−上高地0915/0925−(Jタクシー)−沢渡0945(温泉入浴)==松戸

 

 21日 (土)晴れ

こんな場合はいつも前夜発なのだが、今日は明るくなってからの出発だった。

三連休の初日、しかも快晴で、やはり混まないはずはなかった。山梨へ抜けるまではそこそこの渋滞で、沢渡からジャンボタクシーで上高地に着いたのは予定より約二時間弱の遅れだった。

前穂高岳。充実の笑顔
前穂高岳。充実の笑顔

どうせ今日は、これから二時間半の歩程なのだから、慌てない、あわてない。メンバーは皆、健脚揃いだ。観光客に交じって樹林帯の中を歩き出す。予想通り17時前に岳沢小屋に着いたが、テン場にはジャンボを張れそうな場所が無い。

Ishiチャンと岩だらけの沢にテン場を探していたら、上でAtuチャンが呼んでいる。14時を過ぎたから小屋周りの平坦地に張っても良いらしい。ラッキーなことに良い具合の展望スペースがあり、急いで準備に掛かる。トイレもビールも近くて良い。後で分かったが、テン場は他にもあって、自分が知らないだけだった。

今夜はあまり寒くないので、Ishiチャンは寝具一式を持ち出し外のベンチで寝るとのこと。若いって羨ましい、オジサンだってやれないことは無いけどね、ヘタレだから中で寝ました。ゆったりです。

例によってテントの中では入山祝いです。

Atuチャンの手料理に、持参の酒、つまみ、干し肉まで有るよ。飲むことに関しては妥協を許さない面々、しかし静かに静かに夜は更けゆくのでした。

 22日 (日)晴れ

夢見るJyunチャン
夢見るJyunチャン

オジサンは朝が早い。3時には目を覚まし、お努めを済ませて空を見上げると満点の星空で、今日の晴天を保証してくれている。昨夜もそうだったが、今朝も月がとても明るく綺麗だ。

少し前まで、まん丸月夜の十五夜だったが、右下から少し欠け始めている。Ishiチャンに声を掛けると全然寒くなく、快適だったようだ。

5時30分出発。歩き出すとある有る、テン場があったけど、トイレもビールも遠いよここは。

暫くは樹林帯の中だが、そこそこ高度を稼ぐ。長い鉄の梯子や鎖を伝って岩を登り、どんどん高度を上げて行く。約3時間で紀美子平着いた。ザックをデポして前穂高岳へ向かうが、登山者が多くて思いのほか時間が掛かった。Naoチャンはザックキーパーを引き受け、ネェーさん、Ishiチャン、Atuチャンの四人で登る。(Jyunチャンはこの際ユウレイ)

山頂の見晴しは言い様の無いほどだった。この感激の為に汗して来たのだ。涸沢のテン場はまさに紅葉模様だ。北尾根をこちらに向かってくる人もいる。紙面の都合で、展望は割愛(本当はよく知らないので)するが、富士山が周りの山々より一段と上に見えたのには驚いた。余りにずば抜けて高いので、初めは見つけられなかったほどだった。

前穂高岳より涸沢小屋と涸沢ヒュッテ。北尾根を登ってくるクライマーも
吊り尾根を登る。奥は西穂高岳
吊り尾根を登る。奥は西穂高岳

紀美子平に戻ると、Naoチャンが少し前にユウレイが通り過ぎたとのこと。少し休んでからユウレイを追いかけたが、奥穂高岳までに追い付けなかった。ユウレイは滑る様に行ってしまった様だ。お陰で吊り尾根をいつの間にか通り過ぎてしまった。何故吊り尾根と言うのか聞かず仕舞いだったが、岩稜帯を夢中になって登っていたら奥穂高岳に着いてしまった。それにしても岩稜帯歩行は楽しい。もちろん危険はあるが、山を登っているという気持が高ぶって来るのが良い。

そう言えばヘルメットの着用者がとても目立った。中にはハーネスまで付けている人も居た。

『今季から北ア南部地区の槍・穂高連峰は、県山岳遭難防止対策協会がヘルメット着用を奨励する地域に指定している。岩場が多い場所なので、滑落した際に命を救う確率を高めるためだ 』

という事らしい。確かに何時落石があっても不思議では無いし、自分でも落とさぬ様に細心の注意を払って歩いていた。

積み上げられた奥穂高岳山頂はとても狭い
奥穂高岳にて、このときは未だ余裕があった
奥穂高岳にて、このときは未だ余裕があった

奥穂高手前で、ガスの掛かった西穂高岳の上を、ヘリコがホバリングしたり旋回したりしているのが見えていた。まさか訓練でもあるまいし、事故なのだろうと気を引き締めた。(横尾で聞こえた話では、やはり滑落事故が有ったらしい)

奥穂高岳ではJyunチャンが横になって待っていた。ここの山頂は祠が一つあるだけでとても狭いです。

渋滞の最後尾は見えません
渋滞の最後尾は見えません

山頂での記念撮影は諦めました。なぜなら凄い行列を作って順番待ちなのですよ。時間が勿体ないので指導標を囲んで記念撮影をお願いしました。

先の歩程を考えて今夜は横尾で泊まることに決め、下山を始めたが15分も下ると止まり始めた。どうやら渋滞のようですが、登りが相当いるのかと思いきや数人だけ。

なぜ何故、どうして進まないの。20分、30分、寒くなって来た。曇ってきて、風が冷たくなってきたので、其処此処で上を羽織ったりズボンを穿いたりし始めた。どうやら穂高山荘からすぐ上がる鉄梯子の辺りで混んでいると、登りの人から情報があった。しかし後ろを見ると最後尾が見えないほどの渋滞です。

暫くして、誰かが下と交渉した様で10人登ったら10人下ることで合意し、少しずつ動き始めたが、それでも登りは数人なのでそのうち下山は30人になり、自分たちは行け行けで50人も降りる始末だった。

未だ渋滞ですが見えませんね
未だ渋滞ですが見えませんね

それでも穂高山荘には1時間以上掛かってしまった。降りて見て分かったが、鉄梯子もそうだがその手前のトラバースする箇所がとても狭く危険で、すれ違えない場所が長いと思われた。出来れば一方通行出来る工夫が欲しいと思われる箇所だった。

ザイテングラードを下り、涸沢のテン場まで着いたが、予想外の時間が掛かったので協議したが、予定通り横尾まで下ることに決めた。横尾に着いた時はすっかり暗くなってしまい、本日の歩程は12時間になったが、急いでテントを張り、調達したビールでしっかり下山祝いを済ませた。

Jyunちゃんはすっかり元気になり、いつもの様に祝杯を上げた。明日は帰るだけだったが、時間が遅いので早々と就寝した。

 紅葉

ザイテングラードから見る涸沢の紅葉は、高い方から色づき初め、草紅葉は更に色づいてた。また来たいと思ったが、トイレ待ち50分と聞いては辛かろう。

今回ザイテングラードの下りで、登りのあるカップルとすれ違ったが、ろう者だと思われたので、下山を優先させて貰った事に、済みません、ありがとうと手話で話したら、相手からも同様に返って来た。振り返ってまた顔が会ったので、登り、頑張って、と話すと、ありがとう、頑張る、と返って来た。ほんの小さなすれ違いだったけど、少しかじっただけの手話でも、会話が出来てとても嬉しかった。

この山行では、事故も無く無事に終えることが出来たのは、リーダー始め全員の意識が無理せず安全に、を心がけていたことだと思う。これからも安全登山を続けていきたい。

 T葉 記

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